運用会社レポートピックアップ(8月10日~8月16日)

投資信託の運用会社より発表された米国や日本などの経済・相場動向などのマーケットレポートをピックアップしてご紹介します。
マーケットレポートとは、アナリストなどによる世界の経済や政治、市況を解説する報告書のことです。こちらでは主に投資信託に影響のある国内外の株式や債券、為替、不動産、コモディティなどに関するレポートを掲載しています。
8月10 日(水)
レポート名・運用会社 | 概要 |
アセットマネジメントOne |
米主要企業の4‐6月期決算はS&P500種指数採用企業の増益率が前年同期比+9.2%と推計。ただし、7‐9月期以降の予想はいずれも7月1日時点から下方修正され、当面は低調さが続く見込みです。 |
三井住友DSアセットマネジメント |
4岸田首相は難局突破のため内閣改造・党役員人事を早期に内定しました。支持率が低下傾向にあることから、人事刷新によって局面を打開する狙いもあるとの声も聞かれます。 |
ピクテ・ジャパン |
ブラジルの代表的なインフレ指数であるIPCは7月に上昇の勢いに低下がみられました。10%を超えるインフレ率が続いていたブラジルにとり朗報のようにも見受けられます。 |
8月12日(金)
レポート名・運用会社 | 概要 |
アセットマネジメントOne |
7月の米消費者物価指数は前月比+0.2%との市場予想に反し、同横ばいとなりました。前年同月比では+8.5%と、市場予想の同+8.7%を下回りました。前月はおよそ41年ぶりの上昇率を記録していました。 |
三井住友DSアセットマネジメント |
自動車大手の2022年4‐6月期決算は、大幅な円安の影響で売上高が膨らんだものの、本業のもうけを示す営業利益は3社とも前年同期比で減益となりました。 |
三井住友DSアセットマネジメント |
ドル円は半年ほどで約26円、ドル高・円安が進行しました。7月14日以降、ドル高・円安の動きは一服したように見受けられますが、今後の展開についてテクニカル分析で考えてみます。 |
8月15日(月)
レポート名・運用会社 | 概要 |
アセットマネジメントOne |
7月の米生産者物価指数は前月比ー0.5%と、市場予想に反し2020年4月以来、2年3か月ぶりに低下しました。前年同月比では+9.8%と、市場予想の同+10.4%を下回り、8カ月ぶりの低い伸びとなりました。 |
・日本GDP成長率(2022年4ー6月期)予想を下回るがプラス成長を維持 ニッセイアセットマネジメント |
内閣府が15日に発表した2022年4ー6月期の実質GDP成長率(季節調整済み、1次速報値)は前期比年率2.2%増となりました。事前予想の同2.6%増を下回ったものの、3四半期連続のプラス成長となりました。 |
大和アセットマネジメン |
「ダブル・コード」と言われるスチュワードシップ・コードとコーポレートガバナンス・コードによる企業統治改革は、安倍政権終了後も効果を発揮しているとみられます。 |
8月16日(火)
レポート名・運用会社 | 概要 |
アセットマネジメントOne |
8月のミシガン大学消費者マインド指数の速報値は市場予想を上回り、2カ月連続で上昇。現在の景況感は低下も先行きは上昇。1年後の予想物価上昇率は市場予想を下回り、半年ぶりの水準へ低下しました。 |
三井住友DSアセットマネジメント |
7月は新型コロナウイルスが再び流行した他、不動産市場の不調が続き、持ち直していた中国経済の回復ペースが鈍化しました。 |
ピクテ・ジャパン |
7月の中国の主要経済指標は市場予想を下回りました。景気を押し下げた上海や北京などのゼロコロナ政策は緩和されたものの、別の地域で新規感染者が増加するなど、影響は残っているようです。 |
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配信元:ミンカブ・ジ・インフォノイド
このコラムの著者

みんかぶ編集室 (ミンカブヘンシュウシツ)
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