運用会社レポートピックアップ(8月31日~9月6日)

投資信託の運用会社より発表された米国や日本などの経済・相場動向などのマーケットレポートをピックアップしてご紹介します。
マーケットレポートとは、アナリストなどによる世界の経済や政治、市況を解説する報告書のことです。こちらでは主に投資信託に影響のある国内外の株式や債券、為替、不動産、コモディティなどに関するレポートを掲載しています。
8月31日(水)
レポート名・運用会社 | 概要 |
・気候問題を重視するECBの金融政策:投資家にとって重要な4つのポイント アライアンス・バーンスタイン |
欧州中央銀行(ECB)は、金融政策において、「気候に関するパフォーマンスが優れた」企業の社債を重視する方針を発表しました。 |
・都市部のヒートアイランド現象:投資家が気温の上昇を気にかけるべき理由 シュローダー・インベストメント・マネジメント |
熱波の発生頻度が頻発化するにつれ、都心の建築物も適応していく必要があります。世界の都市不動産への投資家にとって、気象データを常に注視していくことが不可欠となるでしょう。 |
三井住友DSアセットマネジメント |
今回のレポートでは、先物市場が織り込むフェデラルファンド(FF)金利水準の予想について、ここ数カ月でどのように変化したか、確認していきます。 |
9月1日(木)
レポート名・運用会社 | 概要 |
フランクリン・テンプルトン・ジャパン |
7月末に米連邦準備制度理事会(FRB)が0.75%の追加利上げに踏み切るとともに、米国の第2四半期のGDPが2四半期連続のマイナス成長となったことが明らかになり、投資家の間に先行きに対する不透明感が浮上しています。 |
アセットマネジメントOne |
今後のFRBによる利上げ幅は、経済・インフレ動向に依存する。インフレ鎮静化がスムーズに起きるかどうかは、労働市場における構造変化の有無に関する論争が左右。 |
・テクニカル分析で考えるドル高・円安トレンドの持続性~8月12日以降の動き 三井住友DSアセットマネジメント |
一目均衡表は「三役好転」が完成、非常に強いドル買いシグナルで、140円超えに違和感はない。 |
9月2日(金)
レポート名・運用会社 | 概要 |
ニッセイアセットマネジメント |
業種別の内訳では堅調な輸出需要を背景に、化学や電気機械などが生産能力を増強したことから、製造業が同13.7%増と大きくプラスとなりました。 |
ピクテ・ジャパン |
カンザスシティ連銀の年次シンポジウム(ジャクソンホール会議)におけるジェローム・パウエルFRB議長の講演を契機に、ドルが改めて上昇している。金利差は為替相場を決めるファンダメンタルズ上の極めて重要な要因だ。 |
・グローバル・カレンダーと注目ポイント<9月2日> 岡三アセットマネジメント |
中国は、地方政府のインフラ債を10月末までに最大5,000億元(約10兆円)超、追加発行します。中国ではインフラ投資など公共事業の拡充を経済立て直しの柱に据えています。 |
9月5日(月)
レポート名・運用会社 | 概要 |
・8月米雇用統計、労働供給の回復を示唆~失業率は7カ月ぶりに悪化~ 三井住友トラスト・アセットマネジメント |
雇用者数を業種別に見ると、これまで全体を牽引していたレジャー・接客業の伸びが、7月の同+9.5万人から同+3.1万人に減速しました。 |
アセットマネジメントOne |
2日の米金利は、賃金の伸び鈍化で低下。米国株は、9月FOMCでの利上げ幅縮小には十分でない内容との見方で下落。当面の米国市場は利上げ幅をめぐって上下に振れやすい展開が見込まれる。 |
ニッセイアセットマネジメント |
世界的な景気減速への懸念が高まることや国内長期金利が上昇基調で推移することは、J-REITにとって重荷になると思われます。 |
9月6日(火)
レポート名・運用会社 | 概要 |
野村アセットマネジメント |
世界的な金融引き締めが加速するなか、世界経済の先行きへの懸念が強まっています。 |
三井住友DSアセットマネジメント |
下落傾向が続く米国株の主要3指数についてフィボナッチ・リトレースメントを使い下値目途を探る。ダウ平均は、年初来安値から直近高値までの上昇幅から76.4%押した30,745ドル近辺が目途。 |
ピクテ・ジャパン |
連邦上院議員を36年、副大統領を8年経験した老練なバイデン大統領が真に重視するのは、中間選挙の結果ではなく、2023、24年における米国経済の方向なのではないか。 |
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配信元:ミンカブ・ジ・インフォノイド
このコラムの著者

みんかぶ編集室 (ミンカブヘンシュウシツ)
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