運用会社レポートピックアップ(10月12日~10月18日)

投資信託の運用会社より発表された米国や日本などの経済・相場動向などのマーケットレポートをピックアップしてご紹介します。
マーケットレポートとは、アナリストなどによる世界の経済や政治、市況を解説する報告書のことです。こちらでは主に投資信託に影響のある国内外の株式や債券、為替、不動産、コモディティなどに関するレポートを掲載しています。
10月12日(水)
レポート名・運用会社 | 概要 |
アセットマネジメントOne |
景気先行き減速、後退の見方が強まっていることなどを考慮すれば、米国株は割安とはいえません。企業業績の下方修正が進む可能性も考えられ、決算発表では企業側の今後の業績見通しが注視されます。 |
三井住友DSアセットマネジメント |
「リーマン・ショック」の時期もS&P500指数は弱気相場入りとなりました。この当時の値動きと今回の値動きを重ねると、非常によく似ていることが分かります。 |
ピクテ・ジャパン |
今回のIMFの世界経済見通しは23年の世界経済成長率見通しを2.7%にまで引き下げ、リーマンショックなど過去の景気後退期に匹敵する景気の冷え込みを懸念しています。 |
10月13日(木)
レポート名・運用会社 | 概要 |
アセットマネジメントOne |
9月の米生産者物価指数は前月比+0.4%と、市場予想を上回り、3カ月ぶりに上昇しました。ただし、前年同月比では+8.5%と、昨年7月以来の低い伸びとなりました。 |
・為替介入に関する日銀の金融市場調節と財務省からのメッセージ 三井住友DSアセットマネジメント |
為替介入が過度に変動すれば、再び為替介入が実施される公算が大きいとみています。ただ、為替介入は相場のトレンド転換を目的とするものではないため、日米金融政策がカギになると思われます。 |
アセットマネジメントOne |
足元の労働者不足を解消すべく、アルバニージー政権は移民受け入れ枠の拡大や、職業訓練の実施など、労働市場の改善に向け積極的に取り組む姿勢を示しています。 |
10月14日(金)
レポート名・運用会社 | 概要 |
フィデリティ投信 |
FRBが金融引き締め姿勢を再度強化したことで、金融市場は調整しています。ポートフォリオが十分に分散されているかをご確認いただきたい局面です。 |
野村アセットマネジメント |
10月13日に発表された9月の米CPI(消費者物価指数)は米インフレが依然として高水準であることを示す内容となりました。 |
三井住友DSアセットマネジメント |
「高インフレ」「利上げ長期化」「景気減速」という「三重苦」ともいうべき状況ですが、「不況抵抗力」や「インフレ耐性」の高さから、食糧関連株への関心が高まっています。 |
10月17日(月)
レポート名・運用会社 | 概要 |
三井住友DSアセットマネジメント |
インドの『金融セクター』の企業業績が堅調です。経済が高成長するインドでは、『金融セクター』は成長産業の1つとみられています。 |
野村アセットマネジメント |
10月の米予想インフレ率(速報値)が市場予想を上回る水準となったことで、FRBがインフレ抑制に向け大幅利上げを続けるとの見方が強まり、米国債利回りが大きく上昇したことが、米ドル高円安を後押ししたとみられます。 |
・ブラジルウィークリー(2022年10月7日ー2022年10月14日) ドイチェ・アセット・マネジメント |
ブラジル・レアルは対米ドルで下落、対円ではほぼ横ばいとなりました。また債券市場では、国債利回りは幅広い年限で上昇(価格は下落)しました。 |
10月18日(火)
レポート名・運用会社 | 概要 |
アセットマネジメントOne |
物価上昇の影響を除いた実質ベースの消費の伸びは緩慢にとどまっており、今後の米小売売上高の動向にとってマイナスに働く可能性に注意が必要です。 |
・米国株はいつ下げ止まるか~過去の弱気相場入り局面を検証する 三井住友DSアセットマネジメント |
S&P500指数の過去の弱気相場について下落期間と下落率、高値回復までの期間などを検証します。 |
・グローバルREITウィークリー(2022年10月第3週号) 日興アセットマネジメント |
先週のグローバルREIT市場は、前週末比で下落しました。ロシア・ウクライナ情勢の緊迫化が投資家心理の重石となったほか、米金融引き締め政策の長期化観測を受けた米景気後退懸念などが嫌気されました。 |
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配信元:ミンカブ・ジ・インフォノイド
このコラムの著者

みんかぶ編集室 (ミンカブヘンシュウシツ)
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