運用会社レポートピックアップ(9月20日~9月26日)

投資信託の運用会社より発表された米国や日本などの経済・相場動向などのマーケットレポートをピックアップしてご紹介します。
マーケットレポートとは、アナリストなどによる世界の経済や政治、市況を解説する報告書のことです。こちらでは主に投資信託に影響のある国内外の株式や債券、為替、不動産、コモディティなどに関するレポートを掲載しています。
9月20日(水)
レポート名・運用会社 | 概要 |
アセットマネジメントOne |
9月のミシガン大学消費者マインド指数の速報値は2カ月連続で低下しました。現在の景況感が低下した一方、先行きの景況感は上昇。1年後の予想物価上昇率は3.1%と、2年半ぶりの水準へ低下しました。 |
日興アセットマネジメント |
2023年6月末時点の家計の金融資産は、日本で約2,115兆円、米国では約116.9兆米ドルとなっています。両国とも3四半期連続で増加し、日本では過去最高を更新しました。 |
三井住友DSアセットマネジメント |
米国投資適格社債の利回り水準は大きく上方修正しており、安定した収益が期待できそうです。さらに、ドル円レートは米国経済の安定や米金利の高止まりから、しばらく円安局面が続く可能性があります。 |
9月21日(木)
レポート名・運用会社 | 概要 |
大和アセットマネジメント |
FRBは9月19ー20日にFOMCを開催し、政策金利であるFF(フェデラル・ファンド)金利の誘導目標レンジを5.25~5.50%で据え置くことを全会一致で決定しました。 |
・9月のFOMCの振り返り:金融引き締め状態長期化の可能性を強く印象付けた SBI岡三アセットマネジメント |
9月のFOMCの結果は、予想されていた通りではあったものの、金融引き締め状態が長期化する可能性を強く印象付けるものでした。予想以上の景気堅調からFRBは金融引き締め姿勢をしばらく緩められないでしょう。 |
SOMPOアセットマネジメント |
現地時間9月20日、ブラジル中央銀行は、政策金利を0.5%引き下げ、12.75%とすることを決定しました。ブラジル中銀は、インフレ率を目標水準付近へ近づけるために整合的であると判断しています。 |
9月22日(金)
レポート名・運用会社 | 概要 |
日興アセットマネジメント |
景気回復の遅れが懸念される中国にあって、自動車市場の好調が注目を集めています。1ー8月の累計販売台数は前年比で8%増加しており、下期もこの勢いが続くとみられています。 |
SOMPOアセットマネジメント |
9月21日(現地時間)、トルコ中央銀行は政策金利としている1週間物レポ金利について、現状の25.00%から5.00%引き上げ、市場予想通り30.00%にすることを発表しました。 |
ピクテ・ジャパン |
ブラジル中央銀行は2023年9月19ー20日に開催した金融政策決定会合で、市場予想通り政策金利を13.25%から12.75%に引き下げることを決定しました。 |
9月25日(月)
レポート名・運用会社 | 概要 |
アセットマネジメントOne |
イングランド銀行は、9月21日開催のMPC(金融政策委員会)で政策金利を5.25%で据え置きました。委員9人のうちベイリー総裁を含む5人が賛成、4人は0.25%の利上げを支持しました。 |
大和アセットマネジメント |
9月21~22日に金融政策決定会合を開催し、長短金利操作目標などの金融政策の現状維持を決定しました。今回の会合での政策修正は金融市場でほとんど予想されていなかったため、サプライズのない結果でした。 |
三井住友トラスト・アセットマネジメント |
米長期金利は22日の終値で約16年ぶりとなる4.49%まで上昇。FOMCで利上げが見送られた一方、年内の追加利上げの可能性が残されたほか、来年の利下げ幅予想が前回の1%から0.5%に縮小され、制策金利の高止まりが警戒されました。 |
9月26日(火)
レポート名・運用会社 | 概要 |
野村アセットマネジメント |
米長期金利の上昇や中国景気の先行き不透明感が重荷となり、世界の株式市場は8月以降調整基調にあります。ただ、そうしたなかでも強さを見せているのが日本株です。 |
三井住友トラスト・アセットマネジメント |
2023年の春闘では、平均賃上げ率が3.58%と30年ぶりの高水準を記録しました。賃金上昇の背景としては、輸入インフレによる国民経済への影響や、人手不足による企業間の人材確保競争、政府による賃上げ推進の動きなどが考えられます。 |
・2023年度前半の日本株の振り返りと今後の相場展開を考える 三井住友DSアセットマネジメント |
日経平均株価について、2023年4‐6月期は+18.4%と大きく上昇したものの、続く7ー9月期(9月は25日まで)で-1.5%と低迷し、4-9月期では+16.5%となりました。 |
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配信元:ミンカブ・ジ・インフォノイド
このコラムの著者

みんかぶ編集室 (ミンカブヘンシュウシツ)
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