ハロウィン 秋の一大イベントに定着

10月31日のハロウィンは近年、日本でも秋の一大イベントとして定着してきた。欧米のお祭りであるハロウィンは、アメリカではお化けや魔女などに仮装した子供たちが近所の家を回り、「トリック・オア・トリート(お菓子をくれないといたずらするぞ)」と叫び、菓子をもらって回る風習がある。かぼちゃのお菓子を作ったり、ホームパーティーを開いたりすることが一般的だ。
日本では渋谷での仮装パレードが有名だが、やはり友達と仮装をし、お菓子や料理を作りパーティーを開いて楽しむことが多いようだ。
日本のハロウィンの市場規模は、1100億円前後と「バレンタイン」や「母の日」に次ぐ大きな市場規模に成長しているとの試算が出ている。ちなみに、米国の株式市場には「10月末のハロウィンの前後に株を買い、翌年の春に売ると儲かる」といわれる「ハロウィン効果」と呼ばれるアノマリー(経験則)があることでも知られている。
菓子や仮装グッズ関連など
日本のハロウィンの関連銘柄としては、仮装グッズを販売するショップや菓子メーカー、関連イベントを開催するテーマパークなどが挙げられる。
ハロウィングッズの販売では総合ディスカウント店「ドン・キホーテ」を運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(7532)、100円ショップのワッツ(2735)やセリア(2782)、キャンドゥ(2698)、雑貨などの小売店を運営するヴィレッジヴァンガードコーポレーション(2769)など。それに菓子関連では江崎グリコ(2206)や森永製菓(2201)、不二家(2211)など。
オリエンタルランド(4661)が運営する東京ディズニーランドなどでは、ハロウィンのスペシャルイベントを開催している。タカラトミー(7867)はハロウィン関連の玩具などを製造販売している。
レジャー関連ファンド
投資信託にレジャーをテーマとしたものが存在する。
野村サービス関連株ファンド(米ドルコース)(もてなしの心(米ドルコース))
ダイワ世界ツーリズム関連株式ファンド
の3ファンドだ。
比較チャートでパフォーマンスを比較してみよう。
野村サービス関連株ファンド(もてなしの心)と野村サービス関連株ファンド(米ドルコース)(もてなしの心(米ドルコース))はほぼ日経平均と同じパフォーマンスとなっているが、ダイワ世界ツーリズム関連株式ファンドは日経平均を大きく上回っており、パフォーマンスがいいことがわかる。ただ、ダイワ世界ツーリズム関連株式ファンドを取り扱っているのは、大和証券のみ。同社に口座開設が必要だ。野村サービス関連株ファンド(もてなしの心)は14の金融機関で取り扱われている。三菱UFJ信託銀行が手数料を2.0%(税抜)と最も低い設定としている。
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配信元:ミンカブ・ジ・インフォノイド
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みんかぶ編集室 (ミンカブヘンシュウシツ)
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