instruction みんかぶ投信 使い方

注視が必要なメキシコの金融政策

ニュース
配信元:ミンカブ・ジ・インフォノイド
投稿:2020/02/03 07:00
注視が必要なメキシコの金融政策

アムンディ・アセットマネジメントは「アムンディ・マーケットレポート メキシコの金融政策(12月)について」を発行。メキシコの政策スタンスに対し警戒が必要との見解を示した。

 

メキシコ銀行は政権の左派的政策スタンスを警戒

メキシコ銀行(以下、中銀)は12月19日の定例理事会で、政策金利を7.5%から7.25%に引き下げ。これは4会合連続の利下げとなります。同日の理事会の中で、1名は7%への利下げを主張したそうです。

 

インフレ率は安定している。7-9月期の実質GDP成長率は前期比横ばいと景気は低迷。中銀の政策金利引き下げは、この景気への対応を優先させた形です。アムンディでは、インフレ率と対比した制作金利の水準が高いことは変わらず、メキシコペソは金利面での投資妙味の高さは変わらないと見ています。

 

しかし、中銀は声明文の中で政権が実施した最低賃金20%引き上げの承認が、インフレ圧力を再燃させるのではないかと警戒しています。中銀は政権の成立当初から、左派ポピュリズム的な政策を警戒しており、当面はその影響を見極めるために様子見する公算が拡大したと見られています。

 

 

ペソの投資妙味が削がれる可能性もあり要注意

ペソ相場は堅調。米中通商交渉の進展期待により、リスク選好の改善が相場を押し上げています。国際的な政治リスクの軽減により、ペソ相場も当面底堅い推移が期待されています。一方、最低賃金の大幅な増加によるインフレリスクへの警戒と同時に、労働コスト増大による企業の雇用引き締め、それによる景気低迷の長期化によって、「スタグフレーション(不況下の物価高)」リスクが懸念されており、これは、金利面から見たペソの投資妙味を削いでしまう可能性も否定できず、注意が必要とアムンディ・アセットマネジメントでは警鐘を鳴らしています。

 

 

アライアンス・バーンスタインも”慎重”と判断

アライアンス・バーンスタイン社も12月「世界経済・金融市場の見通し」を発表していますが、メキシコ経済の経済天気予報で”慎重”との姿勢です。米国との貿易で負の影響を受けている以上に、内需の低迷が懸念点。大規模なインフラ投資や減税は追加的な財政負担を強いられるため、実現性が乏しいとしています。中銀の利下げに関しては、軟調な経済とインフレ低下が見られる足元、はっきりとした復調の兆しが確認できない中、整合性を注視しながら緩和的な姿勢を維持すると見ています。

 

メキシコ関連ファンド

メキシコ関連のファンドには、レーティングの星の数が多い、パフォーマンスのよいファンドが多数存在します。その中で、5つ星のファンドをご紹介します。

メキシコ・ボンド・オープン(毎月決算型)(大 和)

メキシコ債券オープン(毎月分配型)(アミーゴ)(三井住友DS)

メキシコ債券オープン(資産成長型)(アミーゴ)(三井住友DS)

三菱UFJメキシコ債券オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)(三菱UFJ国際)

 

上記はメキシコ株式やメキシコ債券で運用されているファンドですが、メキシコの株式や債券でなくても、メキシコ・ペソを組み込んだファンドも多数存在します。メキシコ経済の動向によく注意しながら、運用していただければと思います。

 

 

【関連記事】

中国株式市場の今後の見通しについて

ブラジル経済の2020年の展望

高度成長期のタイへの投資を考える

イギリス経済の動向と今後の見通し

カナダの市場動向について

 

 

配信元:ミンカブ・ジ・インフォノイド

関連銘柄

順位 ファンド名 運用会社 レーティング (1年)
1
三菱UFJ国際
★ ★ ★ ★
2
三井住友DS
★ ★ ★ ★
3
三井住友DS
★ ★ ★ ★
4
大 和
★ ★ ★

お知らせ

  • 現在お知らせはありません。


ページTOPへ