New Face紹介　（2020年１月）

1月に新規設定された公募投資信託は追加型26本、単位型2本の合計28本。設定額の合計も147億円(概算)といずれも低水準に留まりました。

単位型や限定追加型ファンドを除くと、設定額第1位は「世界成長スマートファンド（スマート・ブレンダー）」の11億円。

当ファンドは、投資環境に応じて「リターン獲得ポートフォリオ」と「リスク抑制ポートフォリオ」の配分を変更し、市場の緊張度が高まる局面でも下落リスクの抑制を目指します。

第2位は5億円の資金が流入した「ＨＳＢＣ世界資産選抜充実生活コース（定率払出型）（人生１００年時代） 」。

基準価額に対してあらかじめ定めた比率で分配を行うことで、投資資産の目減りを防ぎつつ、安定した収益分配を目指します。

2019年に設定された78本のバランスファンドの9割以上が、好調なマーケットを背景に年末にはプラスリターンとなりました。

2020年に入り、米中通商協議の第1段が合意する一方で、新型肺炎の感染拡大で中国の生産活動が停滞する可能性があります。金融市場は先行き不透明感が拭えないことから、バランスファンドは長期投資の選択肢として存在感を高めそうです。

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