リスクコントロール・オープン(みつぼしクルーズ)が登場!
りそなアセットマネジメントは3月2日(月)、「リスクコントロール・オープン(みつぼしクルーズ)」の新規設定を発表しました。同社では国内初の元本保証付きファンドの「みつぼしフライト」という単位型のファンドを設定・運用していますが、この「みつぼしクルーズ」は「みつぼしフライト」の兄弟ファンドと言えます。
運用対象、運用プロセスなどは同じため、値動きは基本的に同じようになります。
「みつぼしフライト」と「みつぼしクルーズ」の違い
ただし、仕組みが大きく異なっている部分があります。「みつぼしフライト」は単位型であること。そのため、購入・申込は定められた期間でしか行えないのに対し、「みつぼしクルーズ」は追加型であるため、いつでも購入・申込が可能です。
次に元本保証の『確保ライン』の設定です。「みつぼしフライト」では、当初9,500円に確保ラインが設定されており、基準価額が10,500円を上回ると確保ラインが10,000円になります。つまり、当初は元本が95%保証されていて、基準価額が1度でも10,500円を上回ると元本が100%保証されるということです。
しかし「みつぼしクルーズ」は元本が100%保証されることはありません。『確保ライン』が9,500円から、変わらないからです。「みつぼしクルーズ」では、100%の元本保証がない代わりに、基準価額が10,200円を超えた分は、分配金として支払われるのです。
※出所:りそなアセットマネジメント「リスクコントロール・オープン(愛称:みつぼしクルーズ)」投資信託説明書(交付目論見書)より抜粋
また、繰上償還の決定方法にも違いがあります。両ファンドとも基準価額が『確保ライン』まで下落すると繰上償還になるのは変わらないのですが、「みつぼしクルーズ」は、基準価額と『確保ライン』との差が20営業日連続して50円未満となった場合にも、繰上償還になります。「みつぼしフライト」にはこの考え方はありません。
※出所:りそなアセットマネジメント「リスクコントロール・オープン(愛称:みつぼしクルーズ)」投資信託説明書(交付目論見書)より抜粋
そして、購入時にかかる手数料です。「みつぼしフライト」はノーロード・ファンドで、手数料は無料ですが、「みつぼしクルーズ」は1.65%(税込み)を上限として、販売会社がそれぞれ定める手数料率がかかります。
最後に、販売会社です。「みつぼしクルーズ」の販売金融機関は、伊予銀行と四国アライアンス証券です。
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配信元:ミンカブ・ジ・インフォノイド
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みんかぶ編集室 (ミンカブヘンシュウシツ)
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