投資動画紹介!【米国高配当ETF】HDV&VYMについての解説動画

今回は米国高配当ETFの中でも代表的な商品である、HDVとVYMについての運用実績や商品概要等について解説している動画を2本ご紹介致します。
HDV2020年6月分配金を解説!更に証券口座を公開してHDV運用実績を報告します【高配当アメリカETF】2020.7.5
ロジャーパパ米国株投資さんの動画
高配当アメリカETF HDVの2020年6月の分配金がしっかり増配されたので、その内容を確認するとともに、2020年の分配金利回り予測をしている動画となります。
まず概要ですが、運営会社はBlackRockとなります。
ベンチマークはモーニングスター配当フォーカス指数となり、アメリカ市場の97%をカバーするモーニングスター米国株式指数の中から、財務健全性が高く、持続的に平均以上の配当金を支払うことができると思われる企業の中で、利回り上位75社を選定しています。
設定日は2011年3月29日となり、ITバブルやリーマンショックは経験しておらず、コロナショックが初の大きな暴落となります。純資産額はで約6000億円となり、経費率は0.08%となっています。
セクター別資産構成(2020年7月2日時点)の上位は
1位 ヘルスケア:21.93%
2位 エネルギー:20.35%
3位 通信:16.48%
となっており、少し前まではエネルギーが圧倒的1位だったが、原油価格の値下がりなどで、エネルギーセクターの回復が見えない為、堅調なヘルスケアのシェアを拡大しているとのことです。
分配金は年4回支払われ、今年3月の分配金は昨年より+11%増配、6月は昨年に比べて17%の増配になったとのことです。3月・6月での合計は昨年より+12%となり、9月・12月も同じだけ増配した場合には、今年の合計分配金は1株あたり3.62ドルとなり、今の株価から計算すると利回りは4.4%になるとのことです。
その他銘柄別のシェア率や現在保有しているHDVの損益、他の高配当ETFとの比較等も解説しておりますので、ご興味のある方は動画をご覧ください。
【高配当ETF】VYMの6月分配金 増配率NO.1~SPYD,HDVとの比較から見る優秀性~
百茶んねるさんの動画
VYMの概要ですが、運用会社はバンガード社となります。
ベンチマークはFTSEハイディビデント・イールド・インデックスに連動したETFとなり、米国の大型銘柄の中で予想配当利回りが市場平均を上回る銘柄で構成されています。
セクター別資産構成(2020年6月末時点)の上位は
1位 ヘルスケア:16.3%
2位 金融:15.7%
3位 一般消費財:14.4%
以前は景気敏感セクターが上位だったが、コロナショックを受けて不景気に強い銘柄が上位にきているとのことです。
2020年6月の分配金は予想に反して好成績を収め、1株あたり0.83ドルとなり、前年同期比では34%の増配になるとのことです。
この分配金を元に計算した分配金利回りは4.3%ほどになるとのことです。
2020年6月の他の高配当ETFの分配金増減率はHDVは+17.2%の増配、SPYDは-20.8%の減配となり、SPYDが利回りとしてはまだ高いものの、SPYD、HDVは暴落時でも減配しなかった安定性が魅力に感じているとのことです。
その他にはHDVとSPYDとの暴落時の動きについての分析等を解説されておりますので、ご興味のある方は動画をご覧ください。
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配信元:ミンカブ・ジ・インフォノイド
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みんかぶ編集室 (ミンカブヘンシュウシツ)
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