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第1四半期好決算 市場予測を上回る業績好調企業相次ぐ

レポート
配信元: ミンカブ・ジ・インフォノイド
投稿:2021/09/13 07:00
第1四半期好決算 市場予測を上回る業績好調企業相次ぐ

新型コロナウイルスの感染拡大に対する経済活動への影響が警戒されるなかも、日本企業の“稼ぐ力”は健在である。22年3月期業績の第1四半期にあたる21年4~6月期決算発表を通過して、株式市場でもファンダメンタルズ面から見直し買いが流入し、株価を上昇させる企業が相次いだ。今回の上場企業の第1四半期決算を改めて総括すると、事前の市場コンセンサスを大幅に上回る非常に好調な内容であったといえる。

 

全企業ベースで最終利益は3倍化

全企業ベースの最終利益の合計額は、前年同期の約3倍近くにまで達し、同期間における過去最高を記録したことが伝えられている。業種別では海運や鉄鋼などグローバル景気に敏感なセクターが収益を変貌させたほか、自動車の販売需要が想定を大きく上回る回復をみせ、全体を牽引した。建設など一部の業種は前年同期を下回ったものの、主に製造業を中心に回復色が顕著で、36業種中32業種の最終損益が改善するという結果だった。

個別でみても製造業は業界を代表するような主力企業の健闘が目立つ。例えば、総合家電の老舗で日本を代表するパナソニック(6752)の4~6月期営業利益は前年同期比28倍となる1043億円で13年ぶりの高水準となり話題を呼んだ。また、エアコンの世界トップメーカーであるダイキン工業(6367)も同期間の営業利益は前年同期比倍増の1092億円となり、通期見通しも2700億円から2900億円見通しに上方修正している。これ以外にも、オリンパス(7733)ミネベアミツミ(6479)などグローバルに活躍する国際優良銘柄が目を見張る好決算で存在感を高めている。

ただし、足もとでは新型コロナのインド型変異株(デルタ株)などの蔓延で、経済への影響が再び懸念される状況にあり、先行き不透明感も拭えない。新型コロナの動向を横にらみに、今回の好決算企業の業績推移を今後も注意深く見守っていく姿勢は怠れない。

 

注目の中小型株ファンドとは

高い成長が期待される中小型株ファンドの中で注目したいのは、企業価値成長小型株ファンド(眼力)(AM-One)、フィデリティ・日本成長株・ファンド(フィデリティ)、スパークス・プレミアム・日本超小型株式ファンド(価値発掘)(スパークス)、SBI中小型成長株ファンドジェイネクスト(年2回決算型)(jnextⅡ)(SBI)の4本だ。

企業価値成長小型株ファンド(眼力)(AM-One)、フィデリティ・日本成長株・ファンド(フィデリティ)、SBI中小型成長株ファンドジェイネクスト(年2回決算型)(jnextⅡ)(SBI)の3本は3年レーティングは星5つ。1年レーティングは星4つだ。

スパークス・プレミアム・日本超小型株式ファンド(価値発掘)(スパークス)は、3年レーティングは星3つだが、5年レーティングは星5つと、この1年のパフォーマンスは他の3本よりもいい。

取り扱い金融機関の数で見ると、フィデリティ・日本成長株・ファンド(フィデリティ)は、116社と多くの金融機関で取り扱われている。

 

 

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配信元:ミンカブ・ジ・インフォノイド

このコラムの著者

みんかぶ編集室 (ミンカブヘンシュウシツ)

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