New Face紹介（2022年4月）

4月の世界の株式市場は、米国の金融政策当局の利上げ加速観測から米長期金利が上昇したことで、ＮＹダウが月間ベースで4.9％下落するなど軟調な展開となりました。

加えて、中国では、新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、上海に続き、北京でもロックダウン（都市封鎖）が実施され、中国経済の先行き懸念が拡大したことも下落基調に拍車をかけました。

4月の投信設定（ETF除く）は、設定本数が前月の6割程度となる25本、設定額は4割弱の376億円（概算）となり、低調な結果となりました。

こうした中で今月の第1位となったのは三井住友DSセット設定の「クライメート・ソリューション・ファンド」。気候変動問題に対応するための革新的なソリューションの提供やイノベーションへの貢献する企業を投資対象とし、J.P.モルガンのリサーチ力とAIを結集した戦略を用いて運用を行います。SMBC日興証券が募集取扱を行い、100億円にはわずかに届きませんでしたが、今月の募集総額の4分の1を占める99億円（概算）の資金を集めました。

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