New Face紹介(2022年3月)

3月の世界の株式市場は、ロシアによるウクライナ侵攻やインフレへの警戒から、景気後退の懸念が高まり、軟調な展開となりました。
ただ、月後半にかけては、ロシアとウクライナの停戦協議進展への期待などから持ち直し、新興国市場を中心に相場は回復基調を見せる場面もありました。
こうした中、3月の投信設定(ETF除く)は、ラップ向けやノーロードのインデックス投信の設定が多くみられ、設定本数は、前月から6割増の40本、設定額は1002億円と、昨年末以来、3カ月ぶりに1000億円の大台を回復しました。
今月の第1位となったのは三井住友DSアセット設定の「三井住友DSグローバル・ターゲット戦略債券ファンド2022-03(限定追加型)」。
世界各国・地域の米ドル建ておよびユーロ建ての債券(投資適格未満を含む)に投資することで、信託財産の着実な成長と安定的なインカム収入の確保を目指し、今月の設定額の6割超にあたる670億円(概算)の資金を集めました。
また一方、新たな投資テーマとして注目される「メタバース」の関連ファンドが4本設定され、合計115億円の資金を集めました。期待先行の感もありますが、インターネット空間に構築された現実世界とは異なる3次元の仮想空間で展開されるバーチャル経済圏の拡大が期待されます。
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配信元:NTTデータエービック
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NTTデータエービック (エヌティーティーデータエービック)
投資信託の評価機関として蓄積した各種データをもとに、みんかぶ投信のニュースやレポート、コラムを執筆しています。また、投信会社を訪問し、話題の投資信託等のインタビュー記事など投資に役立つコンテンツを提供しています。
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