「日米連続好配当株式ファンド(配当のチカラ)」などを新たにレーティング(1年)

2024年2月より、新たに 6本(ETF,マネープールFを除く)のファンドのレーティング(1年)が開始されました。
内訳は、
★★★★★ 1本
★★★★ 1本
★★★ 2本
★★ 0本
★ 2本
2024年2月から新たにレーティングが付与されたのは、2023年1月に新規設定された 15ファンドのうち、6ファンドです。
「S&P/JPX配当貴族指数(配当込み)」に連動する投資成果を目指すマザーファンドに50%、「S&P500配当貴族指数(配当込み、円換算ベース)」に連動する投資成果を目指すマザーファンドに50%を投資する「日米連続好配当株式ファンド(配当のチカラ)」は、★★★のスタートとなりました。
一方、米国の高配当株式指数であるS&P500クオリティ高配当指数(配当込み、円換算ベース)の値動きに連動する投資成果を目指す「eMAXIS S&P500クオリティ高配当インデックス」は★となりました。
「日米連続好配当株式ファンド(配当のチカラ)」の分類は、「グローバル株式型(無ヘッジ)」であり、「eMAXIS S&P500クオリティ高配当インデックス」の分類は「北米株式型(無ヘッジ)」なので単純比較はできませんが、過去1年間の投資環境において、米国株式のハイ・テクグロース関連のファンドの運用成績がより高かったことが影響していると思われます。
「S&P500クオリティ高配当指数」は、長期でみれば「S&P500指数」を上回る実績を残していることが知られています。これは「S&P500クオリティ高配当指数」の市場の下落局面での下値抵抗力の強さによるものです。長期の実績が上回っていても、常に優位な実績であるわけではなく、投資環境等に左右されます。
比較的短期データを元に運用成績を比較する際は、その期間の投資環境等と照らし合わせて検討することが重要です。
【関連記事】
□「ドラッカー研究所米国株ファンド」などを新たにレーティング(1年)
□「ティー・ロウ・プライス米国オールキャップ株式ファンド」などを新たにレーティング(1年)
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下の関連銘柄のレーティング(1年)は、直近月末の情報であり、本文中にあるレーティング(1年)と異なる場合があります。
配信元:NTTデータエービック
関連銘柄
順位 | ファンド名 | 運用会社 | レーティング(1年) |
---|---|---|---|
1 | One円建て債券ファンドⅡ2023-01(円結びⅡ2023-01) | AM-One |
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2 | eMAXIS S&P500クオリティ高配当インデックス | 三菱UFJAM |
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3 | 北陸みらい応援ファンド(北陸のかがやき) | SBI岡三 |
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4 | みずほグローバル・ターゲット利回り債券ファンド2023-01(限定追加型) | AM-One |
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5 | あおぞら・新グローバル分散ファンド(限定追加型)2023-01(ぜんぞう2301) | あおぞら |
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6 | 日米連続好配当株式ファンド(配当のチカラ) | スカイオーシャン |
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このコラムの著者

NTTデータエービック (エヌティーティーデータエービック)
投資信託の評価機関として蓄積した各種データをもとに、みんかぶ投信のニュースやレポート、コラムを執筆しています。また、投信会社を訪問し、話題の投資信託等のインタビュー記事など投資に役立つコンテンツを提供しています。
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