「iFreePlus 米国配当王」などを新たにレーティング(1年)

2024年6月より、新たに 6本(ETF,マネープールFを除く)のファンドのレーティング(1年)が開始されました。
内訳は、
★★★★★ 0本
★★★★ 0本
★★★ 1本
★★ 3本
★ 2本
2024年6月から新たにレーティングが付与されたのは、2023年5月に新規設定された 8ファンドのうち、6ファンドです。
「iFreePlus 米国配当王(資産成長型)」と「iFreePlus 米国配当王(年4回決算型)」はともに★からのスタートとなりました。
「iFreePlus 米国配当王」は、継続的に増配を行なう米国企業の中から、大和アセットマネジメントの調査に基づき、配当王と分類する企業(原則50年以上連続増配)の株式等を選定し投資候補銘柄として運用しています。
米国の高配当株式は、一般的に株式市場の調整局面では、下値抵抗力を発揮すると言われています。最近の例では、インフレ進行懸念から金利が上昇した2022年を上げることができます。2022年は、高配当利回り株ファンドがS&P500指数に対し、相対的に好パフォーマンスを残しています。
ファンドが設定された2023年は、前年調整基調にあったS&P500指数が切り返し、相対有利となった1年であり、2024年もその傾向が継続しています。その為、1年間の米国株式ファンド内での相対パフォーマンスが振るわず、結果として低いレーティングとなっています。
ファンドのポートフォリオの業種配分は、生活必需品や資本財・サービス、公益事業などの比率が高い一方で、S&P500指数で最も比率が高い情報技術への配分はありません。この業種構成も違いがファンド特性の違いになっていると思われます。1年間のレーティングは低く始まりましたが、ファンド特性の違いに注目すれば、長期運用における分散投資の対象と考えることもできるでしょう。
【関連記事】
□「ティー・ロウ・プライス米国中小型株式ファンド」などを新たにレーティング(1年)
□「<購入・換金手数料なし>ニッセイNASDAQ100インデックスF」などを新たにレーティング(1年)
□「FDA日米バランスファンド(積極型)(みどりの架け橋・積極型」などを新たにレーティング(1年)
下の関連銘柄のレーティング(1年)は、直近月末の情報であり、本文中にあるレーティング(1年)と異なる場合があります。
配信元:NTTデータエービック
関連銘柄
順位 | ファンド名 | 運用会社 | レーティング(1年) |
---|---|---|---|
1 | グローバル・ダイナミックチェンジ(大変革時代) | 大 和 |
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2 | iFreePlus 米国配当王(資産成長型) | 大 和 |
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3 | iFreePlus 米国配当王(年4回決算型) | 大 和 |
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4 | 世界バイオ医薬株式ファンド(世界の薬) | CAM |
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5 | スパークス・企業価値創造日本株ファンド | スパークス |
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このコラムの著者

NTTデータエービック (エヌティーティーデータエービック)
投資信託の評価機関として蓄積した各種データをもとに、みんかぶ投信のニュースやレポート、コラムを執筆しています。また、投信会社を訪問し、話題の投資信託等のインタビュー記事など投資に役立つコンテンツを提供しています。
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ファンド名 | 基準価額 | 前日比 |
---|---|---|
SMT iPlus全世界株式 | 12,576円 | 72円 |
インベスコジャパン・グロースファンド | 10,480円 | 30円 |
ファイブスター・日本株ロングショート戦略ファンド | 9,763円 | 6円 |
JPMジャパンマイスター | 31,144円 | 114円 |
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