『米国株式の下落を受け純資産総額は大幅減少』～2025年2月資金流出入状況から～

2025年2月の投資信託の概況が投資信託協会から発表されました。
公募株式投信（ＥＴＦ除く）の設定額から解約額と償還額を差し引いた資金増減額は、1兆6,066億円増となりました。

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運用による評価減で純資産総額は大幅減少

2025年2月は、設定額3兆4,690億円、解約額1兆8,456億円、償還額168億円で1兆6,066円の資金流入となっています。運用による資産増減額が、6兆2,781億円の大幅な資産減なった結果、純資産総額は、前月比4兆9,189減の137兆4,959億円となりました。

資金流入額は、過去最高となった1月よりは減少したものの、1兆6,066億円と高水準を継続しています。

一方、運用による資産増減額は、2か月連続でマイナスとなりました。

1月は、運用によるマイナス額を資金流入額が上回り、純資産総額は4か月連続で4か月連続で過去最高額を更新しました。

2月は、資金流入額を運用によるマイナス額が大きく上回った結果、純資産総額は、減少し、過去最高額更新は4か月でストップする形となりました。

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2025年2月末　純資産残高上位10ファンドの月間収益率と純資産減少額

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純資産総額上位3ファンド「ｅＭＡＸＩＳ Ｓｌｉｍ米国株式（Ｓ＆Ｐ５００）」、「ｅＭＡＸＩＳ Ｓｌｉｍ全世界株式（オール・カントリー）」、「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Ｄコース毎月決算型（為替ヘッジなし）予想分配金提示型」は、2月の資金流入額上位3ファンドでもありますが、資金流入額が値下がり額を上回ることができませんでした。

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投資投資対象別投資対象別では、米国株式が6ファンドとなっています。

残り4ファンドがグローバル株式ですが、各ファンドの米国株式への投資比率は、総じて高くなっています。月間の収益率は米国株式よりも下落幅が小さく抑えられているのの、米国株式の動向の影響は大きい状況にあります。

各ファンドのマンスリー・レポートより抜粋

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