プロから見たマーケット情報と今後の見通し【2025年02月版】

様々なファンドを運用するプロ(運用会社のファンドマネージャー)が考える、マーケット情報や各ファンドに関連する今後の見通しについてご紹介します。
本コンテンツは随時更新でお届けしており、各社独自の観点や時間軸でのコメントになっているため、様々な視点からマーケットの動きを考えることができます。
各コメントは、最大200文字の制限がありますので、もっと詳しく知りたい方は引用元をチェックしてみて下さい。
国内株式についてのマーケット情報と今後の見通し
コモンズ投信株式会社の見通し

代表取締役社長兼最高運用責任者 伊井哲朗
名古屋市出身、山一證券入社後、主に営業企画部に在籍し営業戦略を担当。
その後、メリルリンチ日本証券(現三菱UFJモルガン・スタンレー証券)の設立に参画し約10年在籍。コモンズ投信創業と共に現職。2012年7月から最高運用責任者兼務。
BSテレビ東京「日経プラス9」レギュラーコメンテーターも務めるなどメディア出演多数。
コモンズ投信は、骨太な長期投資家として特色があり、親子で経済や金融の知識を学べるセミナーも積極的に展開している。
著書に『97.7%の人が儲けている「投資の成功法則」(日本実業出版社)』などがある。
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運用状況について
1月、当ファンドは+0.99%の上昇となりました。組入上位銘柄の騰落率では、任天堂+10.43%、ユカリア+7.10%が上位2銘柄、デクセリアルズ▲17.54%、TDK▲8.88%が下位2銘柄となりました。
組入銘柄の中では5%以上上昇した銘柄が15社ありました。
当月、ポートフォリオ組入銘柄数は1社増えて59社、株式組入比率は98.3%(前月末比+0.6%)です。
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マーケットの動き
世界が注目していた第二期トランプ政権がスタートしました。就任早々から公約実現のための政策を矢継ぎ早に打ち出し、大統領署名や覚書にも次々と署名するスタートダッシュは、入念な準備がされていたことを示しています。関税賦課の方針も改めて表明され、市場への影響も少なくありませんでした。AI開発事業の報道も株式市場に影響を与え、国内市場でも自動車関連株や半導体関連株が影響を受け、株価の変動が大きくなりました。 -
投資環境の見通し
1月も当ファンドは、市場全体が足踏み状況の中、設定来高値の更新が続きました。第二期トランプ政権誕生で、さまざまな変化が加速しはじめた印象ですが、まさに当ファンドはこうした変化を捉えられている手応えを感じています。まだまだ、不確実性が高い市場環境ですが、引き続き、しっかり対応していきます。
ファンド | 基準価額 (前日比) |
利回り (リターン) |
実質信託報酬 | 販売会社 | 最新分析 レポート |
---|---|---|---|---|---|
コモンズ投信
コモンズ30ファンド
|
49,417円
-137円
|
-1.03%
|
1.078% | ||
コモンズ投信
ザ・2020ビジョン
|
30,118円
29円
|
12.28%
|
1.265% |
※本記事は、市場環境に関する情報の提供を目的として、作成したものであり、特定の有価証券等の勧誘を目的とするものではありません。信頼できると考えられる情報に基づいて作成しておりますが、情報の正確性、完全性を保証するものではなく、いかなる内容も将来の市場環境等を保証するものではありません。
関連銘柄
順位 | ファンド名 | 運用会社 | レーティング(1年) |
---|---|---|---|
1 | ザ・2020ビジョン | コモンズ |
★
★
★
|
2 | コモンズ30ファンド | コモンズ |
★
★
|
このコラムの著者

みんかぶ編集室 (ミンカブヘンシュウシツ)
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