「トップは6月新規設定のグローバル債券ファンド」2021年6月資金流入額速報（推計値）

2021年6月 追加型株式投資信託 資金流入額（推計値）ランキング（除くＥＴＦ）
（資金流入額＝設定額－解約額)

流入額トップは「ターゲット・マチュリティ型」のグローバル債券ファンド

2021年6月の資金流入額トップとなったのは、6月の新規設定ファンド「ＰＩＭＣＯグローバル・ターゲット戦略債券ファンド２０２１－０６（限定追加型）」です。

当ファンドは、主として世界（日本を含む）の投資適格未満を含めた米ドル建て債券に投資し、安定的なインカム収入の確保を目指して運用します。

ファンドが実質的に保有する債券の平均格付（債券購入時における平均格付）は投資適格（BBB-）以上、原則としてファンドの償還日前に満期を迎える債券に投資し、満期日まで保有する「持ち切り運用」をするのが特徴です。外貨建て資産については、原則為替ヘッジをします。

「持ち切り運用」によりファンドの償還時点の金利変動リスクを抑え、為替変動リスクは為替ヘッジにより低減を図ります。また、信用リスクは、投資対象を投資適格債としているので、これも限定的であると考えられます。

大きなリターンは望めませんが、リスクは非常に小さいファンドといえるでしょう。

2位以下は、全てグローバル株式型ファンドとなっています。

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