New Face紹介（2022年8月）

8月の株式相場は、米国の消費者物価指数（CPI）の伸びが予想以上に鈍化したことで、利上げペースが和らぐとの観測も台頭し、中旬にかけて内外株式は上昇しました。しかし、下旬にジャクソンホール会議でパウエル米連邦準備理事会（FRB）議長が利上げ継続の必要性を示唆したことなどから、欧米の長期金利が上昇し、株価は月間ベースでは総じて下落しました。

8月の新規設定ファンド（ETF除く）は、設定本数が16本と前月から減少したものの、設定金額は3倍の910億円（概算）で推移しました。

2022年8月　新規設定額分類別比率

個別ファンドで見ると、「ＪＰＭグローバル高利回りＣＢファンド（限定追加型）２０２２－０８」がヘッジあり、ヘッジなしの両ファンドで815億円の資金を集めており、設定金額の大幅増に寄与しています。
引き続き、米消費者物価指数の動きを睨みながら、株式市場は神経質な展開が予想されるなか、株価上昇が限定される場合でも収益が見込める「国際転換社債型」のファンドが投資家の資金を集めました。

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