New Face紹介（2022年7月）

7月の世界の株式市場では、米消費者物価指数（CPI）が約40年半ぶりの高い伸びとなり、米国の金融政策を決定する連邦公開市場委員会（FOMC）で利上げの可能性が予想されたことなどから、中旬にかけて株価は下落しました。しかし、総じて良好な米国企業決算に加え、FOMCにおける利上げ幅が前回から変わらずの0.75％、パウエル米連邦準備理事会（FRB）議長が会見で先々の利上げペース緩和の可能性を示唆したことなどを好感し、下旬にかけて株価は反発しました。

8月の新規設定本数は23本、募集金額は274億円。前月比で見ると、設定本数が10本増加する一方で、金額ベースでは約540億円の減少となりました。

2022年7月　新規設定額分類別比率

新規設定ファンドの設定額上位は、「あおぞら・新グローバル分散ファンド（限定追加型）２０２２－０７（ぜんぞう２２０７）」が106億円、「ブラックロック・リスク抑制分散投資ファンド（満期償還時上値限定・元本確保契約付）２０２２－０７」が51億円の資金を集めています。株式市場が神経質な展開が続くなか、投資家のリスク回避の動きから、リスク限定型のファンドが人気を集めました。

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