「新規設定の野村日本新鋭成長株ファンドが5位にランクイン」2024年9月資金流入額速報(推計値)

2024年9月 資金流入額(推計値)ランキング(除くETF)
(資金流入額=設定額-解約額)
上位4ファンドに変化なし
3か月連続で、1位「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」、2位「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」3位「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」4位「インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)(世界のベスト)」となっています。
9月新規設定ファンドが2ファンドランクイン
資金流入額上位の常連ファンドに続いたのが、9月新規設定された「野村日本新鋭成長株ファンド」です。
「野村日本新鋭成長株ファンド」の運用方針は、以下の通りです。
1.わが国の金融商品取引所に上場されている株式および金融商品取引所に上場されていないわが国の株式等を実質的な投資対象とする投資事業有限責任組合等(LPS)の出資対象事業持分等を主要投資対象とし、信託財産の成長を目標に積極的な運用を行なうことを基本とします。
2. 上場株式への投資にあたっては、新鋭成長企業(独自のビジネスモデルや新市場の創造等により、社会に新しい付加価値を提供し、中長期にわたって業績の拡大が期待できる企業)の株式から、売上の成長性等に着目し、特に中期的な成長が期待できる銘柄を選定します。
3. 上場株式のポートフォリオの構築にあたっては、成長見通し、株価の割安性、流動性等を勘案して組入銘柄と投資比率を決定します。株式上場後10年未満の銘柄を中心に投資を行ない、上場株式のポートフォリオ全体の株式上場経過年数の加重平均は10年を超えないことを基本とします。
4. LPSの持分への投資にあたっては、主として、日本に拠点を有し日本のベンチャー企業に投資をするベンチャーキャピタルが運用するファンドの中から、会社体制・運用能力・セカンダリー売却時の流動性等において適切と判断されるものに投資を行ないます。
5. 投資比率の配分については、上場株式90~95%程度、LPSの持分5~10%程度を基本とします。
「野村日本新鋭成長株ファンド」は、ファンド設定日の9月2日以降、新規の買付け申込みの受付を停止しています。これは、投資対象市場の流動性等を勘案し、ファンドの運用資産規模を適正な範囲に維持するための判断のようです。従って、9月の資金流入額は、設定前の当初募集額になります。
また、9月の新規設定ファンドとしては、「グローバル・オポチュニティ・パートナーズ・ファンド」が、311億60百万円の資金を集め、7位にランクインしています。
順位 | ファンド名 | 運用会社 |
月間資金流入額 (百万円) |
月末純資産総額 (百万円) |
1 | eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) | 三菱UFJAM | 146,781 | 4,129,886 |
2 | eMAXIS Slim米国株式(S&P500) | 三菱UFJAM | 120,437 | 5,177,859 |
3 | アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型 | アライアンス | 63,512 | 2,845,704 |
4 | インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)(世界のベスト) | インベスコ | 50,234 | 1,546,217 |
5 | 野村日本新鋭成長株ファンド | 野 村 | 47,687 | 46,543 |
6 | 外国株式SMTBセレクション(SMA専用) | 三井住友トラスト | 37,652 | 256,928 |
7 | グローバル・オポチュニティ・パートナーズ・ファンド | AM-One | 31,160 | 31,166 |
8 | アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし) | アライアンス | 20,977 | 1,358,842 |
9 | SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(SBI・V・S&P500) | SBI | 20,652 | 1,720,902 |
10 | 国内債券SMTBセレクション(SMA専用) | 三井住友トラスト | 19,979 | 252,002 |
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配信元:NTTデータエービック
関連銘柄
順位 | ファンド名 | 運用会社 | レーティング(1年) |
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1 | eMAXIS Slim米国株式(S&P500) | 三菱UFJAM |
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2 | eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) | 三菱UFJAM |
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3 | SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(SBI・V・S&P500) | SBI |
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4 | インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)(世界のベスト) | インベスコ |
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5 | 外国株式SMTBセレクション(SMA専用) | 三井住友トラスト |
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6 | アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし) | アライアンス |
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7 | アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型 | アライアンス |
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8 | 国内債券SMTBセレクション(SMA専用) | 三井住友トラスト |
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9 | 野村日本新鋭成長株ファンド | 野 村 |
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10 | グローバル・オポチュニティ・パートナーズ・ファンド | AM-One |
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このコラムの著者

NTTデータエービック (エヌティーティーデータエービック)
投資信託の評価機関として蓄積した各種データをもとに、みんかぶ投信のニュースやレポート、コラムを執筆しています。また、投信会社を訪問し、話題の投資信託等のインタビュー記事など投資に役立つコンテンツを提供しています。
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