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AI・IoT社会の屋台骨支える産業の米 半導体関連ファンドとは

レポート
配信元: ミンカブ・ジ・インフォノイド
投稿:2019/11/04 07:00
AI・IoT社会の屋台骨支える産業の米 半導体関連ファンドとは

半導体は“ 産業の米” とも称されるが、その役割は今も昔もそして未来も変わらない。現在はビッグデータの普及加速や人工知能(AI)・IoT社会の進展に伴い世界的な産業のパラダイムシフトが進んでいる。この高度IT化に向けた革命的変化をハード面から支えているのが他ならぬ半導体だ。かつて、半導体といえばその需要先は主にパソコンだったが、米アップルが起こしたモバイル革命、いわゆるスマートフォンの登場で新たな需要のステージが創出された。そして今、AIの進化と融合する形で超高速通信規格「5G」や電気自動車(EV)などが次世代の成長市場として半導体需要を強く喚起し始めている。

 


5G関連需要立ち上がり新局面へ

 

半導体市況はシリコンサイクルと呼ばれる需要の波があるが、米中貿易摩擦の影響もあって昨年後半以降は市況軟化のタームに入っていた。しかし、ここにきて5G関連の投資需要が顕在化する形で目先底入れ期待が高まっている。国際半導体製造装置材料協会(SEMI)の予測によると、半導体メーカーの設備投資の大半を占める前工程の設備投資は来年に最大500 億ドル前後に拡大する見通しを示している。これは今年の推定市場規模から3割強増える計算となり、回復色を鮮明とする公算が大きい。

 

株式市場ではこの流れを先取りする形で、半導体製造装置や半導体素材メーカーの株価が既に大きく動意づいている。マーケットの視点は今上期ではなく、下期以降の収益底入れのシナリオだ。更に回復トレンドが本格化する来期業績への期待が株高をもたらしている。

 

エッチング装置をはじめとする前工程の半導体製造装置で業界最大手に位置する東京エレクトロン(8035)、後工程ではテスターのトップメーカーアドバンテスト(6857)、半導体ウエハーで双璧の信越化学工業(4063)SUMCO(3436)などが関連最右翼だが、それ以外にも市況回復の恩恵を受ける企業の数は上場企業だけでも数百社に及ぶ。

 

 

半導体関連のファンド

 

半導体をテーマとしたファンドには、野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)(野村)、フィデリティ・セレクト・ファンド(テクノロジー)(フィデリティ)、USテクノロジー・イノベーターズ・ファンド(三井住友DS)、USテクノロジー・イノベーターズ・ファンド(為替ヘッジあり)(三井住友DS)の4本ある。この中で最もオススメなのは、フィデリティ・セレクト・ファンド(テクノロジー)(フィデリティ)だ。レーティングの星は5つ。ここ6ヶ月のリターンは1位だ。15の金融機関で取り扱われており、SBI証券松井証券マネックス証券フィデリティ証券の4社では手数料がかからない。

 

 

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配信元:ミンカブ・ジ・インフォノイド

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みんかぶ編集室 (ミンカブヘンシュウシツ)

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