ご当地ファンド紹介!古くからの文化と近代工業が同居する三重県
三重県は、伊勢神宮に代表される古くからの文化と、海と、近代工業が同居した県です。三重県の県庁所在地は、かつては城下町として栄えた津市です。
三重県を代表する名字は「伊藤」。由来は「伊勢の藤原氏」という意味で、現在でも県北部では圧倒的に多く最多となっています。その他に「水谷」「稲垣」「野呂」「坂倉」「生川(なるかわ)」「紀平(きひら)」「真弓」なども三重県独特の名字です。「瀬古」「世古」「中世古」など「せこ」のつく名字も多いです。名字における東西の境目は三重県内にあると言われています。珍しい名字としては「宇治土公(うじとこ)」「垂髪(うない)」「海住(かいじゅう)」「村主(すぐり)」「肥満(ひまん)」などがあります。
国内トップの産業
「養殖真珠」が三重県で誕生したのは有名です。その他、四日市の「自動販売機」の生産台数や、亀山の「ろうそく」、玉城の「錠・鍵」などの出荷額も全国1位です。これらの出荷額トップの製品はそれぞれ単独の会社が製造しています。真珠はミキモト、自販機は富士電機(6504)、ろうそくはカメヤマ、鍵は美和という具合です。地場産業というより、一企業主体の結果であり、これが三重の国内1位の項目が多岐に渡る理由なのです。
三重県のご当地ファンド
三重県をテーマとしたご当地ファンドとしては「三重県応援・債券ファンド(毎月決算型)」、「三重県応援・債券ファンド(1年決算型)」、「三重県応援ファンド」の3本があります。いずれも岡三アセットマネジメントによって運営されているファンドとなります。岡三アセットマネジメントの親会社である、岡三証券グループ(8609)は1923年(大正12年)に三重県津市に岡三商店として創業された、三重地盤の証券準大手で、リテールに強みを持っています。
三重県応援・債券ファンドは実質的にアジア・オセアニア地域および国内の債券に投資し、安定した収益の確保と信託財産の成長をめざして運用されるファンドです。また、三重県に関わりが深い企業等の発行する社債、および三重県の自治体の発行する公債に投資します。三重県応援・債券ファンド(毎月決算型)はレーティングの星5つと最高評価を得ています。販売は岡三証券のみとなっています。三重県応援・債券ファンド(1年決算型)も同様です。
三重県応援ファンドは、 三重県関連株マザーファンドを通じて、国内の株式のうち、三重県に本社または本店がある企業、および三重県に工場、店舗等があるなど、三重県の発展と共に成長が期待される企業や三重県に関わりが深い企業等の株式に投資するというファンドです。国内株式25%(±5%)、内外債券50%未満、不動産投資信託25%(±5%)の範囲で資産配分を行い投資します。レーティングは星4つと高いパフォーマンスとなっています。販売金融機関は、岡三証券、岡三オンライン証券、三縁証券、三十三銀行、SBI証券、楽天証券の6社で取り扱われています。岡三オンライン証券が手数料無料のノーロード・ファンドとしています。
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配信元:ミンカブ・ジ・インフォノイド
関連銘柄
順位 | ファンド名 | 運用会社 | レーティング(1年) |
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1 | 三重県応援・債券ファンド(毎月決算型) | SBI岡三 |
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2 | 三重県応援・債券ファンド(1年決算型) | SBI岡三 |
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3 | 三重県応援ファンド | SBI岡三 |
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このコラムの著者

みんかぶ編集室 (ミンカブヘンシュウシツ)
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