New Face紹介(2021年1月)

1月の世界の株式市場は、米国のバイデン新政権に対する大型経済対策への期待を背景に、主要株価指数がいずれも史上最高値を更新したほか、日経平均株価も1990年8月以来の水準まで回復しました。
しかし、その後、米国市場での個人投資家の投機的な取引をきっかけとした乱高下から、リスク回避の利益確定売りが広がり、月末にかけて上げ幅を吐き出す展開となりました。
1月の投信設定は、月前半の堅調な株式市場も影響して、前月の外国債券から外国株式にシフトしましたが、設定本数は23本、設定額は前月比7割の865億円(概算)に止まりました。
1月新規設定額 分類別比率
個別ファンドに目を向けると、大和証券取扱のSDGs(持続成長可能な開発目標)達成への貢献が期待される企業に投資する「アライアンス・バーンスタイン・世界SDGs株式ファンド」が第1位。(資産成長型)(予想分配金提示型)の両コースで合計246億円(概算)の資金を集めました。
ブラックロックのESG(環境・社会・企業統治)アプローチを組み込んでポートフォリオを構築する「GRAN NEXT」シリーズ(三菱UFJ国際)が設定されたほか、野村アセットのインデックスファンドシリーズ(Funds-i)にも「先進国ESG株式(Funds-i先進国ESG株式)」が加わるなど、SDGsやESGをテーマにしたファンドの設定が注目されます。
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配信元:NTTデータエービック
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NTTデータエービック (エヌティーティーデータエービック)
投資信託の評価機関として蓄積した各種データをもとに、みんかぶ投信のニュースやレポート、コラムを執筆しています。また、投信会社を訪問し、話題の投資信託等のインタビュー記事など投資に役立つコンテンツを提供しています。
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