『資金流入、運用資産増ともに高水準を維持』～2021年4月の資金流出入状況から～

2021年4月の投資信託の概況が投資信託協会から発表されました。
公募株式投信（ＥＴＦ除く）の設定額から解約額と償還額を差し引いた資金増減額は、5,999億円増となりました。

純資産総額は過去最高を連続更新中

2021年4月の設定額は、2兆6,381億円と、昨年12月から5か月連続で2兆円以上となりました。

2兆0,064億円の解約額と318億円の償還額を差し引いた、資金増減額は5,999億円の資金増となりました。

運用による資産増は、1兆7,451億円と高水準を維持しており、資金流入額と合わせた純資産増価額は、2兆1,311億円となっています。

これにより、4月末の純資産総額は、77兆6,552億円になり、年初から毎月、過去最高水準を更新しています。

国際株式型が資金流入をけん引

4月の月間資金流入額を投資対象別でみると、国際株式型（資金流入額　7,289億円）が突出しています。

他に資金流入となったのは、国内債券型（資金流入額　567億円）、とバランス型（資金流入額　324億円）です。

資金流出が続いている国内株式型ですが、個別で見ると資金流入しているファンドもあります。

年初来で資金流入額の上位10ファンドを抽出しました。（ラップ専用ファンドを除く）

国内株式ファンド　資金流入額上位10ファンド（2021年1月～4月）　

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