「ｅＭＡＸＩＳ Ｓｌｉｍ米国株式（Ｓ＆Ｐ５００）がトップ 」 2022年5月資金流入額速報（推計値）

2022年5月 追加型株式投資信託 資金流入額（推計値）ランキング（除くＥＴＦ）
（資金流入額＝設定額－解約額)

「ｅＭＡＸＩＳ Ｓｌｉｍ米国株式（Ｓ＆Ｐ５００）」が初のトップ

前月トップの「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Ｄコース毎月決算型（為替ヘッジなし）予想分配金提示型」は、資金流入額が減少したのに対し、2位の「ｅＭＡＸＩＳ Ｓｌｉｍ米国株式（Ｓ＆Ｐ５００）」は大幅に資金流入額を伸ばしました。

結果、月間の資金流入額で「ｅＭＡＸＩＳ Ｓｌｉｍ米国株式（Ｓ＆Ｐ５００）」が初のトップとなりました。

前月10位の「ＳＢＩ・Ｖ・Ｓ＆Ｐ５００インデックス・ファンド（ＳＢＩ・Ｖ・Ｓ＆Ｐ５００）」は、資金流入額が増加し、4位となっています。

また前月8位の「楽天・全米株式インデックス・ファンド（楽天・バンガード・ファンド（全米株式））も、5月は5位まで順位を上げています。

5月の米国株式は、月間を通して下落基調でしたが、積立投資による継続的な購入に加えて値下がりしたところを好機ととらえた投資家による追加設定が、これらのファンドの資金流入額を押し上げたものと思われます。

「ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド（毎月分配型）」が7位にランクイン

「ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド（毎月分配型）」の資金流入額は、前月の2億30百万円から5月は188億円と大幅に増加し、久しぶりのランクインとなりました。

他のグローバル株式ファンドが軟調な運用成績となる中でも、「ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド（毎月分配型）」は運用成績は堅調に推移いています。

同じ株式ファンドでも、価格特性の異なるファンドの組み合わせは分散効果を生みます。

そういった意味で「ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド（毎月分配型）」の価格特性に対する再評価が始まっているのかもしれません。

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