レバレッジ型バランスファンドのコロナショック時とその後の値動き

昨年後半から相次いで設定されたレバレッジ型バランスファンドですが、コロナショック時とのその後において、値動きに大きな差がついています。今回は、以前ご紹介させていただいたグローバル３倍３分法ファンド（１年決算型）（日興）、ウルトラバランス世界株式（アストマックス）、米国３倍４資産リスク分散ファンド（年２回決算型）（アメリカまるごとレバレッジ（年２回決算型））（大和）、楽天・米国レバレッジバランス・ファンド（ＵＳＡ３６０）（楽天）の４本について、見ていきたいと思います。

それぞれのファンドで、投資対象や配分比率に特徴があります。ここで、ここ半年と1年間の値動きを見てみましょう。

▼6ヶ月間の値動き

▼1年間の値動き

最もパフォーマンスがいいのは、楽天・米国レバレッジバランス・ファンド（ＵＳＡ３６０）（楽天）です。次いで、米国３倍４資産リスク分散ファンド（年２回決算型）（アメリカまるごとレバレッジ（年２回決算型））（大和）。楽天・米国レバレッジバランス・ファンド（ＵＳＡ３６０）（楽天）に関しては、コロナショックで日経平均やNYダウが大きく値下がりした際も、指数ほどは大きく値下がりしていません。しかし、指数の反転に合わせて、基準価額も反転しており、優れたパフォーマンスを見せています。

楽天・米国レバレッジバランス・ファンド（ＵＳＡ３６０）（楽天）はこの4ファンドの中では最もシンプルな資産分散構成となっています。シンプルでわかりやすいことも、いいパフォーマンスにつながっているのかもしれません。米国株投資を考えている方にとっても、ポートフォリオの一つに加えることを検討してみてもいいファンドなのではないでしょうか。

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