New Face紹介(2021年12月)

12月の世界の株式市場では、オミクロン株の感染拡大や米国の利上げ前倒し検討など先行き不透明感は燻るものの オミクロン株の重症化リスクが低いとの報告が相次いだことで過度の警戒感は後退し、下旬にかけて相場は上昇基調となりました。
米国では、S&P500指数、NYダウが史上最高値を更新する一方、国内市場も日経平均株価が、年末ベースで32年ぶりの高値を記録して、取引を終了しました。
こうした中、12月の投信設定(ETF除く)は、設定本数が前月から減少し35本、設定額は微減の1,712億円(概算)となりましたが、月間で1,000億円を超える好調な資金流入が前月から続いています。
2021年12月 新規設定分類別比率
今月の新規設定トップは、みずほグループが募集取扱を行った「ファンドスミス・グローバル・エクイティ・ファンド」。アセットマネジメントONEが、英国で高い運用実績を誇るの「ファンドスミス」社に外部委託、長期的に高い成長が期待できると判断した世界の優良企業20~30社に厳選投資します。
過去に三菱UFJ国際投信の「ベイリーギフォード」社、日興アセットの「ARKインベストメント」社など海外の有力運用会社に運用を委託したファンドが高いパフォーマンスを上げたこともあり、投資家の期待感から、今月の設定額の8割超にあたる1,400億円近い資金を集めました。
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配信元:NTTデータエービック
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NTTデータエービック (エヌティーティーデータエービック)
投資信託の評価機関として蓄積した各種データをもとに、みんかぶ投信のニュースやレポート、コラムを執筆しています。また、投信会社を訪問し、話題の投資信託等のインタビュー記事など投資に役立つコンテンツを提供しています。
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