New Face紹介(2021年11月)

11月の世界の株式市場では、好調な企業決算発表に加え、米国のインフラ投資法の成立が好感され、中旬まで上昇し、欧米の主要株価指数が史上最高値を更新しました。
しかし、その後は、欧州における新型コロナウイルスの感染再拡大に加え、南アフリカで新型コロナ変異株(オミクロン株)が確認されたことなどを受けて、先行き不透明感から下旬にかけて下落基調で推移しました。
こうした中、11月の投信設定は、22本が設定されたラップ専用ファンドが貢献し、前月比で設定本数は5割強増加の46本、設定額も100億円超ファンドが複数設定されたことで、前月の2.5倍に迫る1,731億円(概算)と大幅に増加しました。
2021年11月 新規設定分類別比率
今月の新規設定トップは、三井住友銀行とSMBC日興証券が募集取扱を行った「GSグローバル・ターゲット戦略債券ファンド2021-11(限定追加型)」。日本を含む世界の企業等が発行する米ドル建てまたはユーロ建て債券に投資を行い、原則として信託期間内に満期を迎える債券に投資し、各債券の満期日まで保有する「持ち切り」運用を行うファンドで、今月の募集金額の7割超を占める1,280億円の資金を集めました。
【関連記事】
配信元:NTTデータエービック
関連銘柄
このコラムの著者

NTTデータエービック (エヌティーティーデータエービック)
投資信託の評価機関として蓄積した各種データをもとに、みんかぶ投信のニュースやレポート、コラムを執筆しています。また、投信会社を訪問し、話題の投資信託等のインタビュー記事など投資に役立つコンテンツを提供しています。
新着記事
最近見た銘柄
投資信託ランキング
4月の投資信託おすすめ銘柄5選
人気記事ランキング
関連サイト
投資・お金について学ぶ入門サイト