New Face紹介(2021年10月)

10月の株式市場は、好調な企業決算を好感して米国株式を中心に先進国株式は堅調に推移しました。
一方、国内に目を向けると、緊急事態宣言解除を受けた経済再開への期待は広がるものの、衆院解散総選挙を前に岸田新政権の基盤安定度を確認しようと手控えムードが広がり、国内株式相場は停滞しました。
こうした中、10月の投信設定は、設定本数は30本(ETF除く)と前月から増加しましたが、小粒な設定が多く、前月の6割弱となる712億円(概算)に止まりました。
2021年10月 新規設定分類別比率
今月の投信設定トップは、アセットマネジメントONEが設定した「グローバル・ハイクオリティ成長株式ファンド(予想分配金提示型)(未来の世界)」で、(限定為替ヘッジ)(為替ヘッジなし)の両コースで210億円の資金を集めました。
(未来の世界)シリーズは、2016年9月設定の「グローバル・ハイクオリティ成長株式ファンド」に始まり、アセットマネジメントONEが「投資対象国の株式の中からハイクオリティ成長企業を発掘し、株価が割安な水準にあると判断される銘柄を厳選して投資する」のコンセプトに基づき、これまで10本のファンドを設定してきました。
10月末時点のシリーズ全体の純資産額は2兆6000億円超、同社設定の追加型株投の4分の1以上を占めており、同社の基幹ファンドの一角に成長したといえそうです。
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配信元:NTTデータエービック
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NTTデータエービック (エヌティーティーデータエービック)
投資信託の評価機関として蓄積した各種データをもとに、みんかぶ投信のニュースやレポート、コラムを執筆しています。また、投信会社を訪問し、話題の投資信託等のインタビュー記事など投資に役立つコンテンツを提供しています。
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