New Face紹介（2022年9月）

9月の世界の株式市場は、米国のインフレピークアウトへの期待などから中旬にかけて上昇しました。

中旬に入ると、英国での大規模減税による財政不安や8月の米消費者物価指数が予想を上回り、9月の米FOMC（連邦公開市場委員会）において政策金利が75bp引き上げられる等、様々なリスクオフ要因が浮上したことで下旬にかけて株価は反落しました。

9月の投信設定（ETF除く）では、設定本数が18本と増加したものの、設定金額は前月比8割程度の1,570億円（概算）程度に止まりました。

2022年9月　新規設定額分類別比率

リスク資産への投資が手控えられるなか、今月上位を占めたのは「ゴールドマン・サックス社債／マクロアロケーター戦略ファンド２０２２－０９」「ＨＳＢＣグローバル・ターゲット利回り債券ファンド２０２２－０９（限定追加型）（グロタ２０２２－０９）」「Ｏｎｅ円建て債券ファンドⅡ２０２２－０９（円結びⅡ２０２２－０９）」など、いずれも債券を主要投資対象とするファンドが今月の設定額の9割近くを占め、販売金融機関と投資家の間に広がるリスク回避の姿勢が浮き彫りになる結果となりました。

＊設定額100万円未満のファンドは設定額 0で表示

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