「TRプライス米国オールキャップ株式Fがランクイン」2022年11月資金流入額速報（推計値）

2022年11月 追加型株式投資信託 資金流入額（推計値）ランキング（除くＥＴＦ）
（資金流入額＝設定額－解約額)

ラップ口座用ファンドが減少、アクティブファンド増加

前月は上位10ファンドの内、ラップ口座用のファンドが4ファンドありましたが、11月は2ファンドに減少しています。替わって「フィデリティ・世界割安成長株投信Ｂコース（為替ヘッジなし）（テンバガー・ハンター）」や「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Ｄコース毎月決算型（為替ヘッジなし）予想分配金提示型」など、アクティブファンドがランクインしました。

9月と10月、2か月連続でランクインした「インバウンド関連日本株ファンド（ビジット・ジャパン）」は、ランク外となりました。

2位には新規設定の「ティー・ロウ・プライス米国オールキャップ株式ファンド」

資金流入額トップは、前月に続いて「ｅＭＡＸＩＳ Ｓｌｉｍ米国株式（Ｓ＆Ｐ５００）」です。

2位には11月の新規設定ファンドの「ティー・ロウ・プライス米国オールキャップ株式ファンド」が入りました。

「ティー・ロウ・プライス米国オールキャップ株式ファンド」の運用方針

1. マザーファンドへの投資を通じて、主として米国の株式の中で、成長性が高いと判断される企業や、企業の本質的価値に比較して過小評価されていると判断される企業の株式等に投資を行い、信託財産の長期的な成長を図ることを目的に積極的な運用をする。

2. 大型株式から小型株式まで幅広い時価総額規模の企業を投資対象とする。なお、米国以外の企業にも投資する場合がある。

3. 銘柄選択に関しては、個別企業分析に基づく「ボトム・アップ・アプローチ」を重視して運用する。個別企業分析にあたっては、ティー・ロウ・プライスのアナリストによる独自の企業調査情報を活用する。

個別企業分析に基づく「ボトム・アップ・アプローチ」を重視した運用をすることと、個別企業分析にあたっては、ティー・ロウ・プライスのアナリストによる独自の企業調査情報を活用することは、同じくティー・ロウ・プライスが運用する「ティー・ロウ・プライス米国成長株式ファンド（アメリカン・ロイヤルロード）」と同じです。

相違点は、「アメリカン・ロイヤルロード」が、成長性重視のグロース投資であるのに対し、「ティー・ロウ・プライス米国オールキャップ株式ファンド」は、成長性に加え、企業の本質的価値に比較して過小評価されていると判断される企業にも投資（バリュー投資）する点です。

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