「シン・インド割安成長株ファンド」などを新たにレーティング(1年)

2025年1月より、新たに23 本(ETF,マネープールFを除く)のファンドのレーティング(1年)が開始されました。
内訳は、
★★★★★ 3本
★★★★ 8本
★★★ 4本
★★ 7本
★ 1本
2025年1月から新たにレーティングが付与されたのは、2023年12月に新規設定された 48ファンドのうち、23ファンドです。
インド株式に投資する「シン・インド割安成長株ファンド」と「SMTAMインド株式インデックス・オープン」は、ともに★★からのスタートとなりました。
2024年12月末時点の年間収益率は、「シン・インド割安成長株ファンド」が19.07%、「SMTAMインド株式インデックス・オープン」が16.08%となっており、アクティブファンドが、インデックスファンドを上回った形となっています。
しかし、両ファンドともレーティング(1年)は、同じ★★であり、他に高い収益率のファンドがあったことなります。
2024年12月末時点での年間収益率上位には、30%台の収益率のファンドが並んでいます。ファンドのコンセプトや投資スタイルは異なるものの全てアクティブファンドとなっています。
2024年12月末の年間収益率上位5ファンド
ファンド名 | 運用会社 | 年間収益率 | レーティング(1年) |
T&Dインド中小型株ファンド(ガンジス) | T&Dアセット | 37.85% | ★★★★★ |
HSBCインド・インフラ株式オープン | HSBC | 33.07% | ★★★★ |
高成長インド・中型株式ファンド(年1回決算型) | 三井住友DS | 32.55% | ★★★★★ |
高成長インド・中型株式ファンド | 三井住友DS | 32.30% | ★★★★★ |
iTrustインド株式 | ピクテ | 30.54% | ★★★★ |
現時点で1年以上の運用期間があるインド株式ファンドは35ファンドあり、その内インデックスファンドは、「SMTAMインド株式インデックス・オープン」の他に「iFreeNEXT インド株インデックス」と「auAM Nifty50インド株ファンド」があります。(3ファンドとも連動対象指数は、Nifty50指数)
年間収益率は、「iFreeNEXT インド株インデックス」が17.14%、「auAM Nifty50インド株ファンド」が14.74%となっており、前述の「SMTAMインド株式インデックス・オープン」ともに、インド株式ファンドの中で下位に位置しています。(35ファンドの年間収益率の平均は23.12%)
過去1年間のデータではありますが、インド株式への投資においては、アクティブファンドが明らかに好パフォーマンスとなっています。
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下の関連銘柄のレーティング(1年)は、直近月末の情報であり、本文中にあるレーティング(1年)と異なる場合があります。
配信元:NTTデータエービック
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このコラムの著者

NTTデータエービック (エヌティーティーデータエービック)
投資信託の評価機関として蓄積した各種データをもとに、みんかぶ投信のニュースやレポート、コラムを執筆しています。また、投信会社を訪問し、話題の投資信託等のインタビュー記事など投資に役立つコンテンツを提供しています。
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