New Face紹介　（2020年3月）

New Face（3月新規設定ファンド）

3月に新規設定された公募投資信託（ETF除く）は追加型44本、単位型4本の合計48本。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、市場のボラティリテイ（変動率）が高まっていることを意識して、派生商品型のブル・ベア型ファンドが多数、設定されました。

しかし、設定額は前月の1,000億円を上回るような大型設定は見られず、1,250億円（概算）と前月の6割弱の水準にとどまりました。そのうち、設定額上位はいずれも単位型投信が独占し、全体の7割超を占める結果となりました。

追加型投信の設定額第1位は「フィデリティ・世界割安成長株投信（テンバガー・ハンター）」。

「株価が１０倍になると期待される銘柄を発掘して投資」というコンセプトで設定され、為替ヘッジあり ・ なしの両コースで合わせて150億円弱の資金を集めました。

新型コロナウイルスを背景とした先行き不透明感から、相場の乱高下が続いたものの、３月３週には一旦、底値をつけたことで「逆張り」の発想から、既存ファンドを含めた投信全体では資金流入超が続いています。

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