「未来の世界（ESG） ゼロ・コンタクトなど新規設定ファンドが上位」 ７月資金流入額速報（推計値）

2020年7月 追加型株式投資信託 資金流入額（推計値）ランキング（除くＥＴＦ）
 （資金流入額＝設定額－解約額)

2020年７月の資金流入額上位には、新規設定ファンドが並ぶ

資金流入額上位３ファンドは、７月に新しく設定されたファンドです。

7位の「ダイワＳｏｃｉｅｔｙ５．０関連株ファンド（資産成長型）（スマートテクノロジー（資産成長型））」も合わせると、10ファンド中、4ファンドが新規設定のファンドとなっています。

資金流入額トップの「グローバルＥＳＧハイクオリティ成長株式ファンド（為替ヘッジなし）（未来の世界（ＥＳＧ））」は、当初募集と月末までの継続募集を合わせた月間流入額は、4,093億22百万円となりました。

「グローバルESGハイクオリティ成長株式ファンド（為替ヘッジなし）（未来の世界（ESG）） 」は、「未来の世界」シリーズの「グローバルESGハイクオリティ成長株式ファンド（為替ヘッジなし）（未来の世界（ESG）） 」と基本的には同じ運用手ですが、ポートフォリオ構築の際、「ESG」の観点を加味して銘柄を厳選します。
ESGとは、環境（Environment）、社会（Social）、ガバナンス（Governance）の頭文字を取ったものです。

当初募集で895億90百万円の資金を集め、流入額２位となった「デジタル・トランスフォーメーション株式ファンド（ゼロ・コンタクト）」は、コロナショックをきっかけに、本格的な普及期に入った「デジタル・トランスフォーメンション」関連企業の中でも、特に「非接触（ゼロ・コンタクト）」ニースのもとで飛躍的な成長が期待される企業を選別し投資します。
 

資金流入額３位の「ＨＳＢＣグローバル・ターゲット利回り債券ファンド２０２０－０７（限定追加型）」は、704憶99百万円の資金流入です。

「ＨＳＢＣグローバル・ターゲット利回り債券ファンド２０２０－０７（限定追加型）」の主要投資対象は、日本を含む世界の米ドル建て社債です。ファンドの信託期間終了前に満期償還や早期償還が見込まれる債券に投資し、原則して各債券の満期日まで保有します。外貨建資産については、対円で為替ヘッジを行い、為替変動リスクの低減を目指します。

より安定的な成果を目指す「ターゲット・マチュリティ戦略」型のファンドです。

7位の「ダイワＳｏｃｉｅｔｙ５．０関連株ファンド（資産成長型）（スマートテクノロジー（資産成長型））」は、Society 5.0をテーマに日本を含む世界の株式が、実質的な投資対象です。

Society 5.0とは、Society 1.0（狩猟社会）、Society 2.0（農耕社会）、Society 3.0（工業社会）、Society 4.0（情報社会）に続く、未来社会のモデルを意味する言葉です。科学技術の高度な発展を基盤として様々な困難や課題を解決し、利便性の高い社会を実現することが期待されています。

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