New Face紹介(2021年6月)

6月の世界の株式市場では、16日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)で、米連邦準備理事会(FRB)が予想外にタカ派的な姿勢を見せ、金利上昇が意識され、株式市場も急落する場面がありました。
その後、パウエルFRB議長がインフレは一時的なもので沈静化するとの見通しを示したことで、投資家心理が落ち着くと、月末にかけて持ち直しました。
6月の投信設定は設定本数こそ、26本(ETF除く)に止まりましたが、設定額は3回目の緊急事態宣言が発令された5月から回復し、1,564億円(概算)の資金を集めました。
2021年5月 新規設定額分類別比率
今月の投信設定の第1位は、三井住友銀行とSMBC日興証券が取扱った米ドル建て債券に投資を行う「PIMCOグローバル・ターゲット戦略債券ファンド2021-06(限定追加型)」。
足元では、ESG投資ファンドと並び、低金利下で安定的なインカム収入の確保を目指すファンドの設定が目立ちますが、4月設定の「グローバル・エクスポネンシャル・イノベーション・ファンド」に次ぎ、今年2番目の大型設定となる1,207億円の資金を集め、今月の資金流入の大幅回復に貢献しました。
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配信元:NTTデータエービック
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NTTデータエービック (エヌティーティーデータエービック)
投資信託の評価機関として蓄積した各種データをもとに、みんかぶ投信のニュースやレポート、コラムを執筆しています。また、投信会社を訪問し、話題の投資信託等のインタビュー記事など投資に役立つコンテンツを提供しています。
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