投資ブログ紹介!銘柄の一本化相談&信託報酬引き下げ

今回はブログサービス大手FC2ブログの投資・マネーに関するブログ記事の中から、2本の記事を紹介します。
虫とり小僧さんのブログ
グローバル3倍3分法ファンド、eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)、楽天・バンガード・ファンドシリーズ(楽天VT or 楽天VTI)のうち、どれか一つに積み立てをまとめたいと思っているが、どれがいいか、という質問を受けた虫とり小僧さん。投資する金融商品のことを理解できて、自分なりに納得して積み立てを継続できるなら、どれでもいいと思ってはいますが、似たような悩みをよく聞くので、それぞれの銘柄について虫とり小僧さんが考えていることをまとめています。前提として、自分の性格を変えることは難しいので、自分に合った投資商品を見つけ、ストレスなく継続できることが大切と考えています。
グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)はレバレッジのかかった国際分散インデックス型バランスファンドで、過去のシミュレーションでも理屈的にも見事なファンドと考えています。ただ、株式を中心とした国際分散タイプのものであれば、どんなファンドであってもマーケットの環境によっては下落局面がやってきますし、このファンドは債券にレバレッジをかけているので、金利変動の影響もかなり受けるはず。そういうことも理解したうえで投資すべきと考えています。eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)はざっくりと資産配分を決めただけの、国際分散インデックス型バランスファンドです。あまり合理的とは言えませんし、世界株式の長期的な力強い右肩上がりを前提とするなら、効率的とは言えず、マーケット上昇時には株式100%のファンドに後れを取るはずですので、そういうときにイラついたり、心穏やかにいられない人にはお勧めできません。虫とり小僧さんはほどほどで良いと考えている為、この銘柄をメインとして購入しています。
楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全世界株式))は小型株までをも含む世界中の株式だけに手軽に投資できるファンドとなり、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2017」では第1位に輝きました。他の運用会社の似たようなファンドにもっと低コストなものはありますが、積み立てスタイルでバンガードブランドの商品に投資できるのは良い点としており、投資先が株式100%になることのリスクを理解できているのなら、有りと考えています。楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式))は楽天VTの米国株オンリーバージョン。資産配分の無駄をそぎ落とした最合理解のように見える銘柄です。投資判断のポイントは、ある1国の株式に集中投資することのリスクを理解できているかどうか。当分はアメリカが最強な為、実質的に米国株への集中投資は世界分散と同じようなものだと言えなくもありませんが、暴落時やマーケットの停滞時期に入った際、精神的に耐えられるだけの理解と自分なりの見通しが必要だと考えています。
結論としては、冒頭にも書いたように、投資する金融商品のことを理解できていて、自分なりに納得して積み立てを継続できるなら、どれでもいいと思います。相場の大きな上げ下げ局面にどうなるかを把握して覚悟できているかが、最も大切としています。積み立て投資以外にも投資方法はありますので、ストレスなく継続できる投資方法を見つけることが、資産形成の成否の分かれ目になると虫とり小僧さんは考えています。
水瀬ケンイチさんのブログ
ニッセイアセットマネジメントが、「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」の運用コスト(信託報酬)を引下げると発表したことに関する感想を綴っている記事となります。
まず、概要は以下のとおりとなります。
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
購入時手数料 なし
信託財産留保額 なし
信託報酬 年率0.0999%(税抜) → 年率0.0930%(税抜)
変更日は2020年2月21日(金)で、シリーズ6回目の信託報酬率引下げとなり、資産運用のコアになる先進国株式クラスのインデックスファンドの中で、信託報酬「最安値」を更新します。
この信託報酬引き下げは、先日行われた「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019」表彰式でのスピーチで、公言されていたとのこと。以前からニッセイアセットマネジメントは「有言実行」で、率先してインデックスファンドの運用コスト引き下げを実施してくれてきました。既存ファンドの信託報酬を引き下げるというスタンスは、投資を続ける既存顧客を大切にすることでもあり、素晴らしいと考えています。
水瀬ケンイチさんも、積み立て商品として「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」を初めて購入した2015年4月以降、一度も売らずにずっと保有しているので、運用コスト引き下げは本当にありがたいと感じています。ただ、ライバルファンドたちも黙ってはいないはずで、インデックスファンドの低コスト頂上決戦はまだ続きそうです。
既存ファンドの運用コストを率先して引き下げてくれるニッセイアセットマネジメントさんに拍手を送りたい、と水瀬ケンイチさんは感謝の気持ちを綴っています。
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配信元:ミンカブ・ジ・インフォノイド
関連銘柄
順位 | ファンド名 | 運用会社 | レーティング(1年) |
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1 | <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド | ニッセイ |
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2 | 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・VT) | 楽 天 |
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3 | eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) | 三菱UFJAM |
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4 | 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・VTI) | 楽 天 |
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5 | グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型) | 日 興 |
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このコラムの著者

みんかぶ編集室 (ミンカブヘンシュウシツ)
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