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「円奏会 三重奏」登場!「円奏会」の運用効率はそのままに、より高いリターンを目指す

インタビュー
NTTデータ エービック
投稿:2020/01/27 12:00
「円奏会 三重奏」登場!「円奏会」の運用効率はそのままに、より高いリターンを目指す

投資対象資産や配分比率、レバッレジ比率等、それぞれに特徴をもったレバレッジ型バランスファンドの新規設定が続いています。 今回、注目したのは2019年12月24日に設定・運用を開始した「東京海上・円資産バランスファンド(3倍型)」(毎月決算型)(年1回決算型)愛称:円奏会 三重奏です。


円奏会」に3倍のレバレッジをかけると、どんなファンドになるのか?興味は尽きません。
そこで、運用会社である東京海上アセットマネジメントの執行役員 投信本部長 江面幸浩様に「円奏会 三重奏」の特徴や魅力をうかがいました。

 

 

-まず初めに「東京海上・円資産バランスファンド(円奏会三重奏)」の特徴を教えて下さい。

 

既にレバレッジ型のバランスファンドが設定されており、今後も様々資産の組み合わせやレバレッジのファンドが設定されると思います。そのような中で、重要なことは、「1倍のファンドが有るか無いか」ということだと考えています。
レバレッジをかけて信託財産の3倍の運用をするといっても、何の3倍なのか?が大切なのです。
円奏会 三重奏」は、その点ははっきりしていて、1倍のファンド、つまり基本となる「円奏会」が運用中であり、十分な実績を残しています。
先物取引等を活用して、ファンド資産の3倍の運用をすることで、「円奏会」の運用効率を維持しつつ、リスク・リターンの水準を3倍程度に高めた運用を目指すのが「円奏会 三重奏」です。

 

ファンドの投資イメージ

 


-運用実績のあるファンドが基本にあって、その上で3倍だということに大きな意味があるのですね。
円奏会」の運用効率を維持するとのことですが、もう少し詳しく教えて下さい。

 

運用効率は、リスクに対してどれだけのリターンを得られているかで判断されます。
運用効率を示す指標として一般的なのは「シャープレシオ」と呼ばれる数値で、リスクをリターンで割って算出します。この数値が高いほど効率的な運用となります。

円奏会」の過去5年のシャープレシオは「1.09」となります。
NTTデータ エービックのカテゴリーにおいても、バランスファンドの中で、シャープレシオが「1」を超えているのは、「円奏会」だけです。

 

バランス型ファンド シャープレシオ(5年)上位ファンド

 

円奏会 三重奏」は、信託財産の3倍の資産を運用しますので、 「円奏会」と同じように、高い水準のシャープレシオの維持しつつ、「円奏会」に比べて、約3倍のリスク・リターンの水準を目指すことになります。
これが、「円奏会」の運用効率を維持しつつ、3倍の成果が出るように運用するということです。
具体的には、リスク値の目標値を年率9%として運用しています。

 

 

-リスク値といってもイメージし難いのですが・・・

 

2007年3月末から2019年11月末までの期間で、「円奏会 三重奏(運用シミュレーション)」と代表的な資産クラスのリスク水準を計算した結果が下の図です。


  「円奏会 三重奏(運用シミュレーション)」と主要資産のリスク水準(年率)


円奏会 三重奏」が目指すリスク水準の9%と同水準にあるのは、「先進国国債」です。

また、同じ期間における運用シミュレーションの結果、「円奏会 三重奏」のリターンは、年率10.0%となっています。
運用効率を示すシャープレシオは、「円奏会」と同水準の「1」程度です。
つまり、「先進国国債」並みのリスク水準で、高い運用効率が期待できるのが、「円奏会 三重奏」なのです。
注)シミュレーションについては、後述の<運用シミュレーションについて>で詳細をご確認ください。

 


-基本的なことをお伺いします。国内債券の期待リターンは、ほぼゼロになってしまいます。国内債券を持つ意味はどこにあるのでしょう。

 

おっしゃるとおり、現在の国内の金利水準では、債券部分の収益は見込みづらい状況でしょう。
債券部分は、株式とREITの下落に対するヘッジとお考えください。債券も合わせて投資することで、株式やREITの下落によるファンド価額へ影響をカバーする効果、つまりリスクを小さくする効果が期待できるのです。
この点は、分散投資効果であり、バランスファンドの基本的な考え方であるとご理解下さい。

 

但し、分散投資効果だけでは、ファンド価額の下落を抑えきれないようなケースもあります。
この様なケース、つまりファンドの基準価額の変動リスクが大きくなった場合には、株式とREITの実質的な配分比率を引き下げます。投資しているマザーファンドの価額変動(ボラティリティ)を日々、ウォッチし、一定水準以上になると機械的に組み入れ比率を引き下げることによって、基準価額のリスクを抑制することを目指しています。

 

ファンドの資産配分比率のイメージ

 


-雨が降ってくれば、傘をさします。その傘の役割が債券部分ですが、ある程度の雨なら傘で十分かもしれませんが、さらに激しくなるまたは、風も強くなりそうなときには、一旦、雨宿りする。
傘をさしても雨宿りしても、雨に濡れてしまうでしょうけれど、ずぶ濡れにはならない・・・
そのような分散投資と資産配分の実績の上に「円奏会」のパフォーマンスが成り立っていて、「円奏会 三重奏」は、それと同じ手法で、3倍のリスク・リターンを目指すのですね。

 

そのとおりです。
円奏会」は、設定来の安定的な運用成果をご評価いただき、おかげさまで国内のバランスファンドでは最大規模となっています。
一方で、もっと高いリターンを望まれるお客様もおられるのも事実です。しかし、高いリターンを得えようとすればリスクもかなり大きくなってします。そこで「円奏会」をベースにして良好な運用効率をそのままに、お客様に高いリターンを提供したいと考えたのが、「円奏会 三重奏」です。

 

すでに運用実績のある「円奏会」と「円奏会 三重奏」それぞれの特徴をご理解頂き、将来の向けての資産形成や、今ある資産の有効活用等、様々な資産運用ニーズにお役立て頂ければ幸いです。

 

 

設定当初(2019年12月24日時点)のポートフォリオの状況はこちら

 


【インタビュアーより】
円奏会は、安定的な運用実績が特徴ですが、一方で期待リターンも株式型ファンドに比べると相対的に低いので、投資の対象外と思っている人も多いのではないでしょうか?そこで「三重奏」です。
運用効率は実績のある「円奏会」のままで、リスク・リターンが3倍になるということは、3分の1の投資金額で「円奏会」と同様の投資成果が得られることになる・・・そんなことを考えられるのも、単にレバレッジ3倍というだけでなく、運用実績あるファンドをベースしているからこそでしょう。