投資ブログ紹介!損失限定型ファンド&楽天レバレッジバランスの評価

今回はにほんブログ村の投資信託関連ブログランキングの上位ブログの中から、損失限定型ファンドの仕組みと問題点を解説しているブログ記事と、楽天・米国レバレッジバランス・ファンド(USA360)のパフォーマンスと評価について解説しているブログ記事をご紹介します。
愚者小路さんのブログ
記事では、りそな・リスクコントロールファンド2020-06(みつぼしフライト2020-06)をはじめとした、損失限定型ファンドの仕組みや問題点について解説しています。
記事の前半では損失限定型ファンドに設定されている「確保ライン」について解説しています。確保ラインとは、ここまで基準価額が下がったら即償還(運用の打ち切り)というある種のデッドラインとのことです。
損失限定型ファンドでは簡単に確保ラインを割らないよう、以下の3タイプの比率をマメに変更することで大きな値動きを防いでいるとのことです。
・価格変動リスクの高い商品群(株式・REIT・新興国債券など)
・価格変動リスクの低い商品群(国内債券・ヘッジ付き先進国債券)
・価格変動リスクのないキャッシュ
また、急落により確保ラインを割り込んでしまった場合には、損失は保証会社が負担してくれるため、保有者にはきちんと確保ライン相当の額面が返されようになっています。
このように暴落で大幅な損失を被ることがなくなる仕組みがある損失限定型ファンドは、投資初心者にお薦めのファンドのように見えます。しかし、相場状況によっては、最大のアピールポイントである確保ラインが存在することがかえって運用の足枷になってしまうことがあるとのことです。その内容につきましては、ブログ記事をご覧ください。
記事タイトル:楽天米国レバレッジバランスのパフォーマンスと評価
河童さんのブログ
グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)が爆発的に売れ始めてから、類似商品がたくさん組成されました。楽天・米国レバレッジバランス・ファンド(USA360)もそのひとつですが、投資対象が米国株式と米国債券というシンプルな組成で、河童さんがいちばん注目していた商品とのことです。
ファンドの内容ですが、株式と債券の比率が1:3のバランスファンドです。株式はVTI(楽天全米株式の原資産と同じ)、債券は米国国債です。楽天米国レバレッジバランスは純資産の90%をVTIに投資し、残り10%の流動性資金を含む純資産全体を元手にレバレッジをかけて米国債券に投資します。
記事におきましては、楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式))や同じレバレッジバランス型のグローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)、ウルトラバランス世界株式、米国3倍4資産リスク分散ファンド(毎月決算型)(アメリカまるごとレバレッジ(毎月決算型))などとチャートで比較しておりますが、楽天米国レバレッジバランスは総じてこれらのファンドより現状では高いパフォーマンスを維持しているとのことです。チャートにつきましては、ブログ記事をご覧ください。
しかし、純資産総額は期待よりも集まっていないと河童さんは感じています。ただ、商品に魅力は感じているので、これからに期待したいとのことです。
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配信元:ミンカブ・ジ・インフォノイド
関連銘柄
順位 | ファンド名 | 運用会社 | レーティング(1年) |
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1 | 楽天・米国レバレッジバランス・ファンド(USA360) | 楽 天 |
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2 | 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・VTI) | 楽 天 |
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3 | グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型) | 日 興 |
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4 | 米国3倍4資産リスク分散ファンド(毎月決算型)(アメリカまるごとレバレッジ(毎月決算型)) | 大 和 |
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このコラムの著者

みんかぶ編集室 (ミンカブヘンシュウシツ)
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