投資ブログ紹介！投信ブロガーが選ぶ！ Fund of the Year 2020に関する記事をご紹介

今回は1月16日に発表された投信ブロガーが選ぶ！ Fund of the Year 2020に関して言及しているブログ記事を2本ご紹介します。

NightWalkerさんのブログ

全体的に見てアクティブファンドが復活してきたことや、米国株ばかりという状況が減ったことは、アワードとしてのバランス感の面で良かったのではないか、とのことです。

また、ランクインしたファンドについて、いくつかピックアップして感想を述べています。1位のeMAXIS Slim全世界株式（オールカントリー）ですが、NightWalkerさんの持ち点はすべてこのファンドに入れたそうです。ＭＡＸＩＳ全世界株式（オール・カントリー）上場投信（2559）と迷ったものの、本アワードは初心者のみなさんが参考にされるのではないかという考えのもと、つみたてNISAで買える方にしたとのことです。

2位の＜購入・換金手数料なし＞ニッセイ外国株式インデックスファンドについては、つみたてNISAで低信託報酬競争が起きたとき、新しいファンドを設定するようなせこいことをしなかったことが評価につながったのでは無いかとのことです。その他のファンドへの感想はブログ記事をご覧ください。

最後に本アワードからファンドを選ぶ場合のNightWalkerさんからのアドバイスは、自分が10年後、20年後も大丈夫と思えるファンドを選んでほしいとのことです。投票した人にとっては、それぞれのファンドがナンバーワンだったりオンリーワンであり、ランキングはその結果に過ぎないので、順位や世の流行り廃りに惑わされることなくファンドは選びたいとのことです。

菟道りんたろうさんのブログ

「eMAXIS Slim全世界株式（オール・カントリー）」が2年連続の1位となり、コストの安さへの評価と全世界型株式インデックスファンドの人気の高さを見せつけた点は予想通りですが、それ以上に印象的だったのが、前回は4位だった「＜購入・換金手数料なし＞ニッセイ外国株式インデックスファンド」が2位にランクアップし、さらに3位から5位にいずれもかつてFOY上位の常連だったファンドが返り咲いたことだそうです。

菟道りんたろうさんは2位以下の4ファンドの躍進の原動力はファンドに対する受益者の“信頼”だと考えているそうです。そうした“信頼”の源泉は、ファンドのこれまでの行動にあり、「＜購入・換金手数料なし＞ニッセイ外国株式インデックスファンド」は既存受益者を置き去りにすることなく自律的に信託報酬を引き下げ、インデックスファンドの低コスト化を主導してきました。「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF（VT）」は全世界型株式インデックスファンドという方法論自体のパイオニアです。そして「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」と「ひふみ投信」は受益者との濃密なコミュニケーションによって独自の投資哲学を受益者に深く共感・理解させることに成功していたことがあるそうです。

“コロナ・ショック”という危機の中において、本当の意味で受益者からの信頼を獲得し、質の高い受益者によって支持されているファンドはどれなのかが、FOY2020によって浮き彫りなったのではないか、とのことです。そうしたことが鮮明になるという点でも、やはりFOYという試みには大きな意味があるのはないかと記事の最後をまとめています。

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