「アライアンス米国成長株投信シリーズがランク外に」2022年6月資金流入額速報（推計値）

2022年6月 追加型株式投資信託 資金流入額（推計値）ランキング（除くＥＴＦ）
（資金流入額＝設定額－解約額)

「ｅＭＡＸＩＳ Ｓｌｉｍ米国株式（Ｓ＆Ｐ５００）」が前月に続き、2か月連続のトップです。

2位の「ＧＳグローバル社債ターゲット２０２２－０６（限定追加型）（ワンロード）」と5位の「みずほグローバル・ターゲット利回り債券ファンド２０２２－０６（限定追加型）」は、信託期間内に満期を迎える債券に投資し、各債券の満期日まで保有する「持ち切り運用」をするターゲット・マチュリティ戦略のファンドです。

月間資金流入額ランキングの常連の「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信シリーズ」のファンドがランキング上位から姿を消しました。

結果、前月の久しぶりにランクインから、更に資金流入額を伸ばし4位までランクアップした「ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド（毎月分配型）」が、唯一のアクティブ型の株式ファンドとなっています。

「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Ｄコース毎月決算型（為替ヘッジなし）予想分配金提示型」

4月  資金流入額　626億11百万円　（1位）

5月  資金流入額　394億74百万円　（2位）

6月  資金流入額　120億98百万円　（18位）

「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Ｂコース（為替ヘッジなし）」

4月  資金流入額　236億16百万円　（5位）

5月  資金流入額　184億08百万円　（8位）

6月  資金流入額　135億40百万円　（12位）

「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信シリーズ」で最も人気の高かった「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Ｄコース毎月決算型（為替ヘッジなし）予想分配金提示型」の方が落ち込みが大きくなっています。「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Ｄコース毎月決算型（為替ヘッジなし）予想分配金提示型」の人気の背景には、毎月の分配金があったと思われます。5月と6月は、決算期末の前営業日の基準価額が、予め提示されている「基準価額の水準等を勘案して決定」にあたる11,000円未満となっています。その結果、分配金は0円となり、そのことが資金流入額にも影響しているようです。

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