『月間設定額、運用層減額、純資産増加額が過去最高額を記録』　2025年10月 ～投信資金流出入状況から～

2025年10月の投資信託の概況が投資信託協会から発表されました。
公募株式投信（ＥＴＦ除く）の設定額から解約額と償還額を差し引いた資金増減額は、1兆2,554億円増となりました。

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月間設定額は過去最高額、資金流入額は伸び悩み

2025年10月は、設定額4兆7,796億円、解約額3兆5,861億円、償還額284億円で1兆1,852億円の資金流入となっています。

月間の設定額、4兆7,796億円は、2024年7月の4兆5,998億円を上回る過去最高額です。

設定額が過去最高となる一方、解約額も高水準となり、資金流入額は伸び悩みました。

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運用増減額、純資産増加額も過去最高額

投資環境の堅調さを受け、運用による資産増加額は、8兆6,156億円の過去最高額となっています。純資産増加額も過去最高額である9兆5,096億円増となり、純資産総額は。過去最高額を更新する169兆5,023億円となりました。

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10月末の純資産総額は、170兆円に迫る169兆5,023億円まで増加しました。これは、4年前、2021年10月末の純資産総額85兆7,939億円ぼ倍近い水準です。

この間の、ファンド分類別の状況を見てみましょう。先ず、純資産総額ベースでは、REIT型が減少しているのみで、他の各分類の純資産総額は増加しています。増加額が最も大きいのは、国際株式型となっています。（下左 グラフ）

国内株式型は、純資産総額がほぼ2倍になったものの、純資産総額の構成比率では、横ばい状態となっています。国内債券型、国際債券型、バランス型、派生商品型・他は、純資産総額は増加したものの、シェアは低下しています。

分類では、純資産総額が大幅に増加した国際株式型のみが、大きくシェアを伸ばしています。（右下グラフ）

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出所：NTTデータ・エービック　Fund Monitor

2021年10月末　純資産総額上位　10ファンド

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2025年10月末　純資産総額　上位10ファンド

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