『運用増減額がプラスに転じ、純資産総額83兆円へ』~2021年8月資金流出入状況から~

レポート
配信元:NTTデータエービック
投稿:2021/09/14 11:00
『運用増減額がプラスに転じ、純資産総額83兆円へ』~2021年8月資金流出入状況から~

2021年8月の投資信託の概況が投資信託協会から発表されました。
公募株式投信(ETF除く)の設定額から解約額と償還額を差し引いた資金増減額は、6,222億円増となりました。

 

運用増減額はプラスに転じる


設定額は、2兆2,800億円と伸び悩み、2021年では最も少ない額となりました。解約額と償還額の合計額も低水準であったことから、資金増減額(資金流入額)は、6,222億円と、引き続き高水準です。

2021年7月の運用による増減額は、9か月ぶりに減少となりましたが、8月は、1兆3,159億円の増加に転じています。

資金流入額と運用による増加額により、純資産総額は1兆6,899億円増加し、83兆0,154億円となりました。

 

投資対象別では国際債券が3か月ぶりに資金流出


国際株式型への資金流入が、突出している状況に変化はありません。

他の投資対象では、REIT型の資金流出が続いているほか、国際債券型が3か月ぶりにマイナスとなりました。

 

2021年8月末の純資産総額上位10ファンドを見ると、国際株式型が10ファンド中、8ファンドとなりました。(北米株式型2ファンド、グローバル株式型6ファンド)

残り2ファンドは、REIT型(国際不動産投信型)です。

 

国際株式型は、純資産総額上位2ファンドが資金流入となっているものの、他の6ファンドは資金流出です。全体としては資金流入が続いている国際株式型ですが、個別では、基準価額の上昇に伴う解約も相当額出ているものと思われます。

一方全体では、資金流出が続いているREIT型ですが、純資産総額10位以内に入っている2ファンドは、ともに資金流入となっています。

 

純資産総額上位10ファンドの資金流出入状況(2021年8月)

ファンド名

運用

会社

分類

純資産残高

(百万円)

資金流出入額

(百万円)

アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型 アライアンス 北米株式型(無ヘッジ) 1,254,002 92,388
グローバルESGハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)(未来の世界(ESG)) AM-One グローバル株式型(無ヘッジ) 1,166,306 9,938
グローバル・プロスペクティブ・ファンド(イノベーティブ・フューチャー) 日 興 グローバル株式型(無ヘッジ) 950,340 ▲15,289
ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型) ピクテ グローバル株式型(無ヘッジ) 947,565 ▲6,359
netWIN GSテクノロジー株式ファンドBコース(為替ヘッジなし) G S 北米株式型(無ヘッジ) 764,834 ▲455
グローバル・ハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)(未来の世界) AM-One グローバル株式型(無ヘッジ) 754,851 ▲2,265
ダイワ・US-REIT・オープン(毎月決算型)Bコース(為替ヘッジなし) 大 和 国際不動産投信型(無ヘッジ) 674,328 936
フィデリティ・USリート・ファンドB(為替ヘッジなし) フィデリティ 国際不動産投信型(無ヘッジ) 666,598 4,245
次世代通信関連世界株式戦略ファンド(THE 5G) 三井住友トラスト グローバル株式型(無ヘッジ) 644,697 ▲13,954
デジタル・トランスフォーメーション株式ファンド(ゼロ・コンタクト) 日 興 グローバル株式型(無ヘッジ) 637,616 ▲18,027

 

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このコラムの著者

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NTTデータエービック (エヌティーティーデータエービック)

投資信託の評価機関として蓄積した各種データをもとに、みんかぶ投信のニュースやレポート、コラムを執筆しています。また、投信会社を訪問し、話題の投資信託等のインタビュー記事など投資に役立つコンテンツを提供しています。


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