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『半年ぶりに資金流出』 ~6月の資金流出入状況から~

レポート
配信元:NTTデータエービック
投稿:2020/07/17 17:00
『半年ぶりに資金流出』 ~6月の資金流出入状況から~

2020年6月の投資信託の概況が投資信託協会から発表されました。

公募株式投信(ETF除く)の設定額から解約額と償還額を差し引いた資金増減額は、1,552億円減となりました。

 

昨年12月以来の資金流出

設定額は、1兆8,851億円と5月より増加しましたが、解約額が5月より約1兆円増の2兆0,172億円となり、設定額から解約額と償還額を差し引いた資金流出入額は、昨年12月以来のマイナスとなりました。

 

運用による資産増加額は、1兆0,152億円と高水準で、全体の純資産総額は、6,427億円増加しています。

 

コロナショックで、大きく下落したのち、世界の金融市場はV字回復しており、利益確定の解約が増加する一方、実体経済の低迷が確実視される中での株価上昇であり、追加設定には慎重な姿勢で臨んだ投資家が多かったものと思われます。

 

公募株式投信の資産増減額状況

 

年初来からの資金流入額と流出額の上位10ファンド(除くラップ口座用ファンド)を抽出しました。

 

年初来 資金流入額上位10ファンド

ファンド名 運用会社

資金流入額

(百万円)

年初来収益率

純資産総額

(百万円)

ティー・ロウ・プライス米国成長株式ファンド(アメリカン・ロイヤルロード) Tロウプライス 163,625 4.97% 330,683
ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型) ピクテ 153,113 -12.50% 954,654
GSフューチャー・テクノロジー・リーダーズBコース(為替ヘッジなし)(nextWIN) G S

128,486

--- 146,970
アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型 アライアンス 97,410 7.73% 478,386
次世代通信関連世界株式戦略ファンド(THE 5G) 三井住友トラスト 830,76 4.91% 580,723
マンAHLスマート・レバレッジ戦略ファンド(スマレバ) 大 和 793,68 -1.16% 134,715
ダイワJ-REITオープン(毎月分配型) 大 和 76,213 -21.03% 294,451
netWIN GSテクノロジー株式ファンドBコース(為替ヘッジなし) G  S 73,209 12.68% 466,499
eMAXIS Slim米国株式(S&P500) 三菱UFJ国際 67,576 -6.60% 112,340
グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型) 日 興 65,420 -8.43% 387,975

 

毎月初に、資金流入額速報でお伝えしているとおり、国際株式型が目立ちます。

比較的最近に設定されたファンドが多い中、運用期間の長いファンドでは「ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)」と「netWIN GSテクノロジー株式ファンドBコース(為替ヘッジなし)」が

上位にランクインしています。

インデックス型ファンドでは、米国S&P500指数に連動する投資成果を目指す「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」が9位と奮闘しています。

 

国内資産を投資対象とするファンドでは「ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)」がランクインしましたが、日本株式を投資対象とするファンドがないのは寂しい感じがします。

 

 

年初来 資金流出額上位10ファンド

ファンド名 鵜運用会社

資金流出額

(百万円)

年初来収益率

純資産総額

(百万円)

グローバル全生物ゲノム株式ファンド(1年決算型) 日 興 -63,335 27.63% 83,582
野村インド株投資 野 村 -55,912 -19.96% 265,411
ひふみプラス レオス -53,412 1.44% 518,373
ロボット・テクノロジー関連株ファンド-ロボテック- 大 和 -42,927 3.87%

225,061

フューチャー・バイオテック 三井住友DS -39,290 4.15% 78,399
グローバルAIファンド 三井住友DS -38,501 21.64% 204,835
グローバル・ロボティクス株式ファンド(1年決算型) 日 興 -38,293 -0.43% 283,796
SMBC・アムンディプロテクト&スイッチファンド(あんしんスイッチ) アムンディ -38,054 -10.27% 114,373
モビリティ・イノベーション・ファンド BNYメロン -37,174 2.36% 133,326
新興国ハイクオリティ成長株式ファンド(未来の世界(新興国)) AM-One -35,125 9.84% 81,512

 

流入額上位と同様に、国際株式型のファンドが目立ちます。

特に投資テーマや投資対象を絞ったファンドが多く利益確定の対象となりやすかったものと思われます。

 

ひふみプラス」は、月別では資金流入となった月もありましたが、6か月のトータルでは大幅な資金流出となっています。

当ファンドの純資産総額は、5,184憶円と日本株ファンドの中では、最大のファンドです。

中長期の資産形成目的で保有を継続している投資家がいる一方で、値動きの大きさに着目して、比較的短期で利益を確定する投資家の資金も含まれているものと推測されます。

 

 

【関連記事】

❑ 『国際株式型中心に資金流入継続』 ~5月の資金流出入状況から~

❑ 資金流入額は減少するも運用増加額は高水準』 ~4月の資金流出入状況から~

❑ 『歴史的下落局面でも資金流入は継続』 ~3月の資金流出入状況から~

 

 

配信元:NTTデータエービック

関連銘柄

順位 ファンド名 運用会社 レーティング (1年)
1
大 和
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2
G S
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3
アライアンス
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4
BNYメロン
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5
日 興
★ ★ ★ ★
6
日 興
★ ★ ★ ★
7
三菱UFJ国際
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8
三井住友DS
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9
三井住友DS
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10
レオス
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11
野 村
★ ★
12
日 興
★ ★
13
大 和
★ ★
14
ピクテ
★ ★
15
アムンディ
16
大 和
-
17
G S
-
18
Tロウプライス
-

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