資金流出額トップはグローバル・ロボティクス株式ファンド(1年決算型)

2020年1月の資金流出額が最も大きかったファンドは、グローバル・ロボティクス株式ファンド(1年決算型)(日興)でした。流入から流出を差し引いた資金流出入額は-1,874億円。3ヶ月連続の流出超となります。
次いで新興国ハイクオリティ成長株式ファンド(未来の世界(新興国))(AM-One)で、1,785億円の流出。流出超は11ヶ月連続です。
流出ランキング3位は、ロボット・テクノロジー関連株ファンド-ロボテック-(大和)。1,615億円の流出となりました。流出超は3ヶ月連続です。
【資金流出金額ランキング】
順位 | ファンド名 | 運用会社 | 流出額(億円) |
1 | グローバル・ロボティクス株式ファンド(1年決算型) | 日 興 | 1,874 |
2 | 新興国ハイクオリティ成長株式ファンド(未来の世界(新興国)) | AM-One |
1,785 |
3 | ロボット・テクノロジー関連株ファンド-ロボテック- | 大 和 | 1,615 |
4 | グローバル・ロボティクス株式ファンド(年2回決算型) | 日 興 | 1,469 |
5 | グローバルAIファンド | 三井住友DS | 1,254 |
6 | ひふみプラス | レオス | 1,139 |
7 | フューチャー・バイオテック | 三井住友DS | 988 |
8 | モビリティ・イノベーション・ファンド | BNYメロン | 966 |
9 | 野村インド株投資 | 野 村 | 862 |
10 | GSグローバル・ビッグデータ投資戦略Bコース(為替ヘッジなし)(AIブレイン) | G S | 773 |
流出額上位のファンドには、ロボティクス関連などの注目度の高いファンドが並んでいます。これらのファンドはこれまで大きく値上がりしてきたものが多く、先行きを懸念した投資家による利益確定の動きと見られます。反対に資金流入額の大きいファンドには、ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)やグローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)となっており、分散投資をしてリスクに備えようという動きが見て取れます。
【関連記事】
❏「ピクテ投信のグロ・インが2か月ぶりのトップ」1月資金流入額速報(推計値)
❏「資金流入トップはアメリカン・ロイヤルロード」12月資金流入額速報(推計値)
❏「マンAHLスマート・レバレッジは、322億円の資金流入」11月資金流入額速報(推計値)
❏「グローバル3倍3分法Fがトップ」10月資金流入額速報(推計値)
配信元:ミンカブ・ジ・インフォノイド
関連銘柄
順位 | ファンド名 | 運用会社 | レーティング(1年) |
---|---|---|---|
1 | 新興国ハイクオリティ成長株式ファンド(未来の世界(新興国)) | AM-One |
★
★
★
★
★
|
2 | GSグローバル・ビッグデータ投資戦略Bコース(為替ヘッジなし) | G S |
★
★
★
★
|
3 | ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型) | ピクテ |
★
★
★
★
|
4 | グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型) | 日 興 |
★
★
★
|
5 | グローバルAIファンド | 三井住友DS |
★
★
★
|
6 | ロボット・テクノロジー関連株ファンド-ロボテック- | 大 和 |
★
★
|
7 | フューチャー・バイオテック | 三井住友DS |
★
★
|
8 | モビリティ・イノベーション・ファンド | BNYメロン |
★
★
|
9 | 野村インド株投資 | 野 村 |
★
|
10 | グローバル・ロボティクス株式ファンド(1年決算型) | 日 興 |
★
|
11 | グローバル・ロボティクス株式ファンド(年2回決算型) | 日 興 |
★
|
12 | ひふみプラス | レオス |
★
|
このコラムの著者

みんかぶ編集室 (ミンカブヘンシュウシツ)
資産運用のトレンド情報や、初心者が楽しく学べるお金の基本コラムなど、資産形成をするすべての人に向けた記事を提供します。
新着記事
最近見た銘柄
投資信託ランキング
3月の投資信託おすすめ銘柄5選
人気記事ランキング
関連サイト
投資・お金について学ぶ入門サイト