「未来の世界（ESG）の連続トップを止めたファンドは？」12月資金流入額速報（推計値）

2020年12月 追加型株式投資信託 資金流入額（推計値）ランキング（除くＥＴＦ）
（資金流入額＝設定額－解約額)

2020年12月は、国内外ともに好調な株式市場を背景に、資金流入額の上位ファンドは米国を中心とする海外株式型が目立つ状況が続いています。

そんな中、資金流入額949億71百万円でトップとなったのは、12月の新規設定ファンド「ＨＳＢＣグローバル・ターゲット利回り債券ファンド２０２０－１２（限定追加型）（グローバル・ターゲット２０２０－１２）」です。

「ＨＳＢＣグローバル・ターゲット利回り債券ファンド２０２０－１２（限定追加型）（グローバル・ターゲット２０２０－１２）」の投資対象は、信託期間（約4年）終了前に、満期償還や早期償還が見込まれる、日本を含む世界各国の企業等が発行する米ドル建ての債券です。

満期まで保有することで金利変動リスクが低減されます。

また、外貨建て資産については、対円で為替ヘッジをすることで為替リスクの低減を目指します。

当ファンドは、シリーズ化されており、2020年3月、7月の設定に続く、シリーズ3本目となります。

3月の新規設定額は、78憶54百万円、7月の新規設定額は、704億99百万円、そして12月の新規設定額は、949憶71百万円まで増加しました。

高いリターンが期待できる商品性ではありませんが、安定的な運用を志向する投資家ニーズを着実に取り込んでいるようです。

新規に設定された2020年7月から11月まで、5か月連続でトップの「グローバルＥＳＧハイクオリティ成長株式ファンド（為替ヘッジなし）（未来の世界（ＥＳＧ）」は、2位となりましが、資金流入額は、856億12百億円と依然、高水準を維持しています。

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