ESG投信概況　2022年7月

2022年7月 ESG投信概況

2022年7月に新たに設定されたESG投信

ファンド数 4本
新規設定額 　55億87百万円

2022年7月に新規設定されたESG投信は、「野村サステナブルセレクト」シリーズの4ファンドです。

「野村サステナブルセレクト」シリーズは、世界の株式に投資する「世界株式型」と世界の株式と先進国通貨建ての社債等に分散投資する「バランス型」があり、さらに為替ヘッジありのAコース、為替ヘッジなしのBコースという構成になっています。

【世界の株式への投資】「世界株式型」「バランス型」

ＥＳＧの観点を考慮し、社会的課題に対するインパクト創出に寄与すると考えられる企業が発行する株式に投資することを基本とします。ポートフォリオの構築にあたっては、ＥＳＧの観点および株主還元の観点で定量評価を行ない投資ユニバースを絞り込み、ファンダメンタルズ分析、バリュエーション分析およびＥＳＧへの取り組み等の定性評価により投資候補銘柄を選定します。

【債券への投資】「バランス型」

投資時点においてＢＢＢ格相当以上の格付（格付のない場合には委託会社が同等の信用度を有すると判断したものを含みます）が付与されている先進国通貨建て社債等の中から、ネットゼロおよびＥＳＧの観点を考慮し選定した発行体の債券等に投資することを基本とします。ポートフォリオの構築にあたっては、ESGの観点、気候変動抑制の観点や炭素排出量抑制に向けた取り組み、グリーンボンド等における資⾦使途等の評価により投資候補銘柄を選択し、クレジットアナリストによる定性評価、信⽤⼒、利回り⽔準等を勘案して投資対象銘柄を決定します。ポートフォリオの気候変動抑制に関する指標の加重平均値は、ネットゼロ⽬標に即した⽔準を維持することを基本とします。

ネットゼロ＝温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させて排出量を実質ゼロにする取り組み

「野村サステナブルセレクト」は、野村アセットマネジメントが展開する「TASUKIプロジェクト」の対象ファンドとなっています。

「TASUKIプロジェクト」とは、投資信託を通じてSDGsの達成を目指す（世界への貢献）と同時に、地方公共団体が実施するSDGs関連事業に寄附（日本への貢献）するものです。対象ファンドの販売残高（道府県毎）が一定以上の残高となった場合、野村アセットマネジメントの収益の一部を、各道府県において地方公共団体が実施するSDGs関連事業に寄附します。

7月 月間資金流出額
　　83億00百万円

7月 月間資金流入上位5ファンド

7月に資金流入額のトップは、前月に続いて「お金のデザイン・グローバル・ソーシャル・デベロップメント・ファンド（地球貢献）」となりました。

2位以下には、7月資金設定の「野村サステナブルセレクト」シリーズの4ファンドが並びました。

月間の資金流出入額は、83億円の資金流出となりました。6月に続き2か月連続の資金流出です。

 7月決算（分配金）情報

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