New Face紹介 (2020年7月)

新型コロナ禍のもと、経済再開と感染防止の両立を巡り、世界各国が対応に苦慮する中、投信マーケットでは4~6月の低調さを払拭するかのように、7月の投信設定は設定本数が前月から倍増の33本、設定額は10倍近い6,382億円(概算)と回復しました。
なかでも、20年ぶりの大型設定となった「グローバルESGハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)(未来の世界(ESG))」が4,093億円(概算)の資金を集めて第1位。
アセットマネジメントOneがこれまで7本設定した「ハイクオリティ成長株式ファンド(未来の世界)」シリーズは既に1兆円を超える残高規模となっており、同社の基幹ファンドになりつつあります。
これに続いたのが、日興アセットマネジメント設定の「デジタル・トランスフォーメーション株式ファンド(ゼロ・コンタクト)」。
コロナショック後の”非接触”ニーズによる成長企業に投資というコンセプトが期待を集め、895億円の設定となりました。
第3位の「HSBCグローバル・ターゲット利回り債券ファンド2020-07(限定追加型)」を含めると、新設ファンド全体の9割近い資金が上位3ファンドに集中する結果となりました。
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配信元:NTTデータエービック
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NTTデータエービック (エヌティーティーデータエービック)
投資信託の評価機関として蓄積した各種データをもとに、みんかぶ投信のニュースやレポート、コラムを執筆しています。また、投信会社を訪問し、話題の投資信託等のインタビュー記事など投資に役立つコンテンツを提供しています。
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