ESG投信概況 2023年3月

2023年3月 ESG投信概況
2023年3月に新たに設定されたESG投信
2023年3月に新たに設定されたESG投信はありませんでした。
3月 月間資金流出額
320億25百万円
3月 月間資金流入額上位5ファンド
ファンド名 | 運用会社 | 分類 | |
野村世界ESG株式インデックスファンド(確定拠出年金向け) | 野 村 |
グローバル株式型(無ヘッジ) ESG(全般) |
304 |
ブラックロックESG世界株式ファンド(為替ヘッジなし) | ブラックロック |
グローバル株式型(無ヘッジ) ESG(全般) |
275 |
損保ジャパン・グリーン・オープン(ぶなの森) | SOMPO |
国内株式・バリュー型 E(環境) |
247 |
世界インパクト投資ファンド(資産成長型)(Better World) | 三井住友DS |
グローバル株式型(無ヘッジ) ESG(全般) |
230 |
あおぞら・徹底分散グローバル・サステナビリティ株式ファンド(満天観測) | あおぞら |
グローバル株式型(無ヘッジ) ESG(全般) |
200 |
前月までの資金流入額上位ファンドは、設定から1年未満のファンドが目立っていましたが、2023年3月は、上位5ファンドのうち設定から1年未満のファンドは「あおぞら・徹底分散グローバル・サステナビリティ株式ファンド(満天観測)」のみであり、運用期間が比較的長いファンドが上位となりました。
特に資金流入額3位の「損保ジャパン・グリーン・オープン(ぶなの森)」は、1999年9月の設定で20年以上の運用実績があります。
「損保ジャパン・グリーン・オープン(ぶなの森)」の運用方針
1. 主としてわが国の金融商品取引所に上場(これに準ずるものを含みます)されている株式を主要投資対象とし、信託財産の中長期的に着実な成長を目指して運用を行います。
2. 「東証株価指数(TOPIX)」をベンチマークとし、これを中長期的に上回る運用成果を目指します。
3. 株式への投資にあたっては、環境問題への取組状況を基に信用リスクや流動性リスク等を勘案して絞られた投資候補銘柄について、独自の調査分析に基づいて算出した理論的株価と市場価格を比較し、割安となっている銘柄に投資することを基本に、再度環境への取組評価やリスク分析等を加味して行います。
4. SOMPOリスクマネジメント株式会社の環境分析チームが、個別企業の環境経営に関する調査・分析を行います。
ファンドが設定された1999年当時は、まだESGという概念はなく、ファンドとしてはいわゆるエコ・ファンドとしてスタートしました。
設定来では、ベンチマークであるTOPIXを上回る成果を残しています。
3月 決算(分配金)情報
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配信元:NTTデータエービック
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このコラムの著者

NTTデータエービック (エヌティーティーデータエービック)
投資信託の評価機関として蓄積した各種データをもとに、みんかぶ投信のニュースやレポート、コラムを執筆しています。また、投信会社を訪問し、話題の投資信託等のインタビュー記事など投資に役立つコンテンツを提供しています。
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