みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます
広告非表示の他にも、みんかぶプレミアム会員だけのお得なサービスが盛りだくさん!
みんかぶプレミアムとは投資の世界では国際分散投資という掛け声がよく聞かれます。なぜ日本株や日本国債ではなく、「国際」なのでしょうか。2022年1月現在、日本には金利が無いため債券投資のリターンが低く、GDP成長率も世界(2021年 実質GDP成長率)の5.6%* と比べて大きな差があるため、株式投資でも不利な立場にあります。
株価は成長率に期待値を掛けた数値なので、成長率と期待値が共に高い米国が注目を集めています。昨年はどうだったのか?一年間の騰落率で比較してみましょう。
以下のとおり南アフリカやインドなど新興国も非常に大きなリターンを出しています。
(出所:リフィニティブ 2021年1月1日〜2022年1月30日)
*OECD Economic Outlook 2021.12.1
しかし、上記を為替も含めて考えると全く違う結果となります。1900年代から比較してみましょう。米ドル(黄色)に対してトルコリラ、ブラジルレアル、メキシコペソ、インドネシアルピア、南アフリカランドです。
現地通貨では大きなリターンが出ていたとしても、現地通貨から米ドルに、それを日本円に換えると全く報われない投資となってしまいました。
数か月や1年単位のトレーディングではなく、老後の資金や数十年単位の投資期間を考えると長期・分散の観点での観点が必要になります。特に個別国やセクターをピックアップして保有し続けることの難しさが分かるのではないでしょうか?
為替換算後のリターンを考慮した上で先進国と新興国から国の成長(GDP)を見極め、さらに伸びそうな業界を国ごとに分析し、そこから数銘柄を選ぶことは専門家でも困難です。
ではどのようなマーケットが長期投資に向いているのでしょうか。投資可能な指数別の時価総額を確認してみましょう。
(出所:リフィニティブ 2021年7月末)
為替の市場規模はこちらです。株式や債券と同じく、米ドルとユーロが大部分を占めます。
(出所:BIS 「Global foreign exchange market turnover in 2019」)
市場規模が大きい資産対象は上がったり下がったりする振れ幅であるリスクが比較的低くなります。金融庁ホームページの事例を確認しましょう。
(出所:金融庁 投資の基本)
海外証券と国内証券の複数資産を組み合わせる分散投資が推奨されています。では、自分で選ぶときには何を組み合わせればいいのでしょうか。この連載では株式とコモディティを中心に紹介していますので、次回は債券について取り上げます。
❏長期投資のすすめ32~金(GOLD)と2つの金利と先物投資の注意点~
❏長期投資のすすめ27~先進国と新興国の経済成長とパフォーマンス~
❏長期投資のすすめ24~下落局面の中国株、金融相場と業績相場~
❏長期投資のすすめ10~新興国投資の大きなリスク「為替」との付き合い方~
配信元:ミンカブ・ジ・インフォノイド
みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます
広告非表示の他にも、みんかぶプレミアム会員だけのお得なサービスが盛りだくさん!
みんかぶプレミアムとはファンド名 | 基準価額 (前日比) |
|
---|---|---|
1
位
|
eMAXIS Slim米国株式(S&P500) |
33,532円
+611円
|
2
位
|
インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)(世界のベスト) |
9,426円
+59円
|
3
位
|
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) |
27,240円
+375円
|
4
位
|
iFreeNEXT FANG+インデックス |
70,695円
+1,591円
|
5
位
|
netWIN GSテクノロジー株式ファンドBコース(為替ヘッジなし) |
39,605円
+768円
|
みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます
広告非表示の他にも、みんかぶプレミアム会員だけのお得なサービスが盛りだくさん!
みんかぶプレミアムとは