ESG投信概況 2021年11月

2021年11月 ESG投信概況
2021年11月に新たに設定されたESG投信
ファンド数 7本
新規設定額 111億12百万円
2021年11月 新規設定ファンド
ファンド名 | 運用会社 | 設定日 | 分類 |
新規設定額 (百万円) |
お金のデザイン・グローバル・ソーシャル・デベロップメント・ファンド(地球貢献) | お金のデザイン | 2021年11月8日 |
グローバル株式型(無ヘッジ) E(環境)・S(社会) |
7,372 |
SBIジェンダー・フリーインデックス・ファンド(ESG・ジェンダー) | SBI | 2021年11月10日 |
グローバル株式 インデックス型 S(社会) |
41 |
SBIパリ協定ネット・ゼロインデックス・ファンド(ESG・ネット・ゼロ) | SBI | 2021年11月10日 |
北米株式型 インデックス型 E(環境) |
304 |
インベスコ世界グリーンボンド・ファンド<為替ヘッジなし> | インベスコ | 2021年11月15日 |
グローバル債券型(無ヘッジ) E(環境) |
837 |
インベスコ世界グリーンボンド・ファンド<為替ヘッジあり> | インベスコ | 2021年11月15日 |
グローバル債券型(ヘッジ) E(環境) |
290 |
HSBC気候パリ協定準拠株式インデックスファンド | HSBC | 2021年11月18日 |
グローバル株式型 インデックス型 E(環境) |
203 |
九州SDGs・グローバルバランス(九州コンチェルト) | りそなAM | 2021年11月18日 |
国際バランス・安定成長型 ESG(全般) |
2,065 |
2021年11月に新規設定されたESG投信は、7ファンドで新味設定額111億12百万円となりました。
投資対象は、グローバル株式、グローバル債券などで、うち3ファンドがインデクス型です。
ESGの分類では7ファンド中、4ファンドがE(環境)となっています。そんな中、注目されるのがESG分類がS(社会)の「SBIジェンダー・フリーインデックス・ファンド(ESG・ジェンダー)」です。
「SBIジェンダー・フリーインデックス・ファンド(ESG・ジェンダー)」は、主としてETFに投資し、世界(日本を含む)のジェンダー・フリーに取組む企業で構成される株価指数「Solactive Equileap Global Gender Equality Net Total Return Index(円換算ベース)」に概ね連動する投資成果をめざして運用をします。
2021年初からの累計設定本数は、60本になりました。
11月 月間資金流入額
1,907億44百万円
11月 資金流入額上位 5ファンド
ファンド名 | 運用会社 | 分類 |
資金流入額 (百万円) |
脱炭素関連世界株式戦略ファンド(資産成長型) | 三井住友トラスト |
グローバル株式型(無ヘッジ) E(環境) |
19,950 |
脱炭素ジャパン | 野 村 |
国内株式・フリー型 E(環境) |
16,711 |
お金のデザイン・グローバル・ソーシャル・デベロップメント・ファンド(地球貢献) | お金のデザイン |
グローバル株式型(無ヘッジ) E(環境)・S(社会) |
15,344 |
ベイリー・ギフォードインパクト投資ファンド(ポジティブ・チェンジ) | 三菱UFJ国際 |
グローバル株式型(無ヘッジ) ESG(全般) |
12,979 |
イノベーティブ・カーボンニュートラル戦略ファンド | 三井住友DS |
グローバル株式型(無ヘッジ) E(環境) |
12,873 |
グローバル株式型が目立つ中、唯一の日本株ファンドの「脱炭素ジャパン」は、前月の3位から2位にランクアップしています。
3位に入った「お金のデザイン・グローバル・ソーシャル・デベロップメント・ファンド(地球貢献)」は、11月の新規設定ファンドです。11月8日の新規設定後も継続して設定があった模様です
月間資金流入額推移
11月の資金流入額、1,907億44百万円は、過去1年間では最高水準です。
11月分配金(決算)情報
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配信元:NTTデータエービック
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このコラムの著者

NTTデータエービック (エヌティーティーデータエービック)
投資信託の評価機関として蓄積した各種データをもとに、みんかぶ投信のニュースやレポート、コラムを執筆しています。また、投信会社を訪問し、話題の投資信託等のインタビュー記事など投資に役立つコンテンツを提供しています。
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